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【インバウント関連】23/8/28(月)インバウント関連売られる…  しかし、日経平均は大きく反発!!

みなさん、こんにちは!
今日は8/28(月)です。😃 
今日は日経平均反発しました!
しかし、インバウント関連は下げに転じた日となりました。。

そのあたりマーケット全体を含めてみていきますので
ぜひ最後までよろしくお願いします!

◆世界のマーケット


🔸日経平均 反発!!

日経平均は先週末、ジャクソンホール会議を通過しアメリカ市場が反発に転じて、その流れを引き継いで上昇しました!😃😃😃

そして、もう1つプラス材料となったのが、上海総合指数、香港指数の上昇などアジア株も高く始まり、先週末売られすぎたこともあり、買い戻され日中を通して高値圏で推移しました。

◆ジャクソンホール会議 無事通過


🔸中立金利についての言及はなし

そして、ジャクソンホール会議の内容を簡単に見ていきますと、
インフレを確実に抑制するために一段の利上げが必要となる可能性があるという認識を示し、次の金利動向は、データに基づいて決定するとの従来の主張どおりです。
と目新しいことは言ってないわけです。

市場が注目していたのは、
中立金利」
についての言及があるかどうかでしたが、
それもなく、昨年程のようにタカ派姿勢は見られず、市場の反応は限定的だったことから、無事通過で株価としては、安心から買われました。

◆去年のジャクソンホール会議が強烈!


🔸わずか9分足らずの会見!!

というのも2回連続で下げるってのは、なかなかおこりにくいと思うんです。それは、ある程度市場も身構えてポジション調整などしているからです。

こちらは去年の記事ですが、タカ派発言から、主要3指数が3%を超える下落となりました。。

しかも、会見の原稿は昨年の15枚から6枚に減り、講演時間は30分の予定に対し9分足らずで終わったんですが、
「痛み」を伴ったとしても、インフレを抑制するという、短いが強烈だった会見でした・・

◆CPI総合


🔸22年8月は8%超え!!

それもそのはずなんですね、去年の今ごろはCPIの総合が8.5%と高止まっていて、上昇するのか、下落するのか、まだ物価が下がるのが読めなかったころなんです。
なので、「痛み」を伴ったとしても、となにがなんでも抑制しなければならなかったわけです。

今回、市場は去年のことを想定してある程度のタカ派発言は予想済です、
懸念していた中立金利の件も話がなかったので、市場は安心感に包まれたことから株価は上昇に転じということです😃


◆中国 印紙税半減


🔸低迷する株式市場をテコ入れ

中国では株式取引にかかる0.1%の印紙税というのがあり、0.05%に引き下げられました

これは国内経済の回復が失速する中、低迷する株式市場をテコ入れするためで、これを受けて、上海、香港指数は上昇に転じましたが、
短期的な効果で、長期的には、効果がないだろうと言われています。

◆日経平均 チャート


🔸+565円高!

そんな、アジア市場の好材料もあって、日経平均は朝方から堅調に推移し、
金曜日の嫌な流れを払拭し、高く引けました!!!

今後の目標なんですが、ここ最近は、戻り高値げ売られているので、
直近の高値、8/24木曜日の32297円を超えてくると
トレンド的に、下に行きかけていたが、安値を切り上げて、徐々に上を目指す展開が見えてきそうです!

◆日経平均株価 寄与度ランキング


🔸インバウント関連売られる。。。

こちらが、日経平均の寄与度ランキングですが、
買われたほうには値がさ株が入って株価上昇に寄与してよかったんですが、
寄与度下位の銘柄が、インバウント関連がそろって売られてたわけです。。
百貨店、空運、などが弱かったんです。。

◆インバウンド関連株 処理水放出??


🔸対中関係に懸念・・・

この原因は、福島第1原子力発電所からの処理水の海洋放出を巡り、
中国の旅行需要や日本製品の売り上げへの懸念から売られました。。

東京電力が処理水放出を始めた24日以降、中国からの反発が強まっているんですね。
中国政府が日本の水産物の輸入を全面的に停止したのに加え、中国国民の間で日本製品の不買運動が発生しているんです。

せっかく、今月の10日に日本行き団体旅行を解禁して、
インバウンド関連への需要拡大への期待が高まったばかりだったんですが、なかなか流れに乗れないですね。。。


では、今日のインバウント関連銘柄を見ていきましょう!

◆Jフロント



🔸8月28日 1491円 -4.18%

Jフロントのチャートです。
大丸と松坂屋が統合した大手百貨店グループを展開しています。

8月の上旬の中国からのインバウンド関連への需要拡大から上昇に転じようとしていたんですが、上昇の半分くらいは戻してきた状態です。。。

🔸8月30日 権利落ち日
あと、Jフロントは8月30日が権利落ち日なんです。
配当こそ、2.2%ということで高配当と呼ばれるまでにはあと一息ですが、株価が高値圏にいることもあって、ある程度の売りがあることも想定されます。

◆Jフロントの優待


🔸大丸・松坂屋お買い物ご優待カード

ただ優待が大丸・松坂屋でよく買い物をする人は結構メリットあると思います!
毎年2月末日現在100株以上所持していれば、約1年間利用できる
大丸・松坂屋ご優待カードというのがもらえるということです
10%割引になるということなんです。

100株以上だと50万までが限度ですが、ということは約5万円です。
結構大きいですね!!

◆Jフロント 長期チャート



🔸過去2回の下げは限定的

こちらJフロントの長期チャートですが。

1年前の8月末と2月末の権利落ち日の推移を見ていきます。


たしかに下げているんですが、普段の株価の上げ下げと同じなので、
あまり、売られたという感じはないのですが、

ただ、
今回は、今までに比べて、大きく上昇していることもあるので、そのあたりがどの程度影響するかですね。

ただ、長期的には、株価は右肩上がりなので、下には200日線がサポ―トして機能しているので、押し目を踏んでさらに上昇することに期待したいですね!!


◆高島屋


🔸8月28日 2167円 -3.15%

そして、次が高島屋です。
今日は、3.15%のマイナスとなりました。。

こちらもインバウンドの需要を見込んで、8月の上旬に上昇!
しかし、今日の報道で売られました。。

🔸8月30日 権利落ち日

そして、こちらも8月30日が権利落ち日なんです。
ただ、利回りは1.2%ということで、Jフロントよりは低いです。

◆高島屋 インバウンド売上高推移


🔸中国本土からの回復は限定的

こちらが、高島屋のインバウンド売上高推移です

1Qの実績は、109億で、今期は360憶を見込んでいます!!

棒グラフの下の青い部分が中国の割合で、コロナ前の2019年と比べても少ない予想で、それ以外のインバウンドからの売りあげを見込んでいるわけです!!

現に1Qの実績としても中国の割合は少なくても109億の売上を上げています!!!

ということで、今回の件は、ある程度短期的な下げ要因になると思いますが
長期的にみれば、限定的だと思われます

◆8月権利確定銘柄

🔸小売り業多い8月 権利確定の銘柄

とこのように、ローソンや、セブン&アイHDなどもそうでして、小売業は2月期決算が多いんですね。
これは繁忙期である12月と3月を避けるためで、閑散期の2月末に棚卸を行ったりするのに時期的にちょうどいいということです。


ということで、インバウント関連は今日は向かい風ですが、
これが、長期的につづくようなマイナス材料とはなさそうなので、
権利落ち日などで、下がったところを打診で仕込んでみるのもいいのかなと思います。

では、本日も最後までご覧くださりありがとうございました!
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