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【原油高】23/9/6(水)原油高で円安により、日経平均8連騰!! 原油関連銘柄INPEX、ENEOSなども買われる!!!

みなさん、こんにちは!
今日は9月6日(水) です。
日経平均8連騰し、円安が寄与しました。😃

あとは、原油が上昇しているので、石油関連銘柄にとってはプラスになっていいのですが、経済全体として見た場合には、懸念材料もあるとのことで、
そのあたりマーケット全体を含めてみていきますので
ぜひ最後までよろしくお願いします!

◆世界のマーケット


🔸日経平均8連騰!

アメリカはレイバーデー明けの取引となり、下落しました。

なぜアメリカ市場が下げたかというと、原油上昇が重荷となって、インフレの長期化懸念で売られました。

しかし、今日の日経平均、TOPIXはプラスに転じています。
これは原油上昇が、アメリカの金利上昇につながり、円安が加速。
それが、日本の株式市場へとプラスに働いたわけです!!

そういう日も今までにも、何回もありますが、今日はその図式で上昇となったことから、今、日本株は好調なので、何か良い材料があればそれをもとに上昇するようでもあります。

とりあえず、日本の市場としては、日経平均がやや下げ基調だったトレンドだったのが、回復してきていますし、TOPIXは高値を更新しているので、これから年末へ向けて期待をもたらしてくれる動きとなっています。😃

◆サウジアラビア 自主減産3カ月延長


🔸日量100万バレルの原油

原油の情報をみていきましょう!
サウジアラビアは、自主減産の延長を決めました。
もともとは、現行日量100万バレルの自主減産でしたが、12月まで3カ月延長すると表明したわけです。
ロシアも同じく、減産するとのことで、原油需給が引き締まるとの思惑から原油価格は上昇。

実は、市場の見方としては、サウジアラビアは、自主減産を1か月延長するのではとの予想だったんですが、まさか、まさかの年末まで延長したことで、”サプライズ”となったわけです。

◆原油価格


🔸WTI86台へ

それを受けて、WTI価格は86台へと上昇
7月の年初はあたりは、70ドル前後だったんですね。
産油国としては、原油価格下落は財政収支の減少につながります。
第2・四半期は赤字だったんです。。。

このチャートをみると、70ドルを割れた68ドルを下回らないように、減産などで価格上昇につなげている感じがします。

🔸チャートの形状
そして、
チャートの形状は、ソーサーボトムといって、安値圏で発生するお皿のような形を形成しています。
これの定義でいえば、このあと、出来高をともなって、上昇をいったん見せるが、一息入り、そして、直近の高値を超えてくると、本格的な上昇局面に入るわけです。

なので、まだ、下値を切り上げている状態ですので、まだこのあとの動きにも注目ですし、アメリカのインフレにも影響してくるので、なかなか物価を落ち着かせるのは、雇用が鈍化しただけでは下がらないので、本当難しいですね。。。

◆CPI 8月は予想高


🔸9/13 21:30発表

そして、FOMC前のCPIが9月13日に控えています。
CPI総合
前回 3.2% 
予想 3.5%

コアCPI
前回 4.7%
予想 4.3%

ということで、CPI総合の方は上昇基調、これは原油価格の上昇が影響していると思われます。
あとは、前年度比で比べた場合、22年9月の発表時にCPIが8.2%と、9%を超えてきたときより落ち着いてきた時期です。
そのため、比較する対称も下げてきているので、物価高が高止まっていれば、今の3%台から低下しにくいということも言えます。

◆ドル円


🔸一時147円台
そして、こちらドル円のチャートです。
今日の午前10時くらいに、147円80銭をつけて、そこから円高に振れました。

これは、これは神田財務官の発言、が報道されたからです。

◆神田財務官 円安に関してコメント


🔸政府としてはあらゆる選択肢を排除せずに適切に対応

財務省の神田財務官が、円安に関して
足元をみると投機的な行動あるいはファンダメンタルズでは説明できない動きが見られており、高い緊張感を持って注視している」と述べています。

「昨年に続いて今年も急激な変動が起こっている。こういった動きが続くようであれば、政府としてはあらゆる選択肢を排除せずに適切に対応する」と強調しました。

ということで、けん制が入ったことによって、為替介入を警戒して、円高に振れましたが、これでトレンドが円高に傾くとことはないので、また150円を目指す動きとなれば円安が再び加速したタイミングで、介入があるかもしれないといったことは想定できそうです。

◆日経平均チャート


🔸9月6日 33241円 +204円

そして、そんな1日の中、日経平均は8日続伸となりました!!!
8月25日の直近の安値からみると、上げ幅は1600円の上昇となりました!

今までは、安値と、高値を切り下げていたんですが、
ジャクソンホール会議が終えた次の週から上昇に転じ、9月にも入っても上昇を維持。😃

今までの高値は7月3日、8月1日と2回とも月の第一営業日だったんですが、
今回は、9月を過ぎても雇用統計も過ぎても上昇しているので、
このやや下げ基調のトレンドから新しいトレンドに変わろうとしている動きです。

とりあえず、TOPIXのように高値を更新できるかだと思うので
まずは、前回高値が、6月の中ばの高値のほうが若干高くて、
33772円なので、ここをうわ抜いていくことが、ポイントだと思います。

ということで、今日の個別銘柄をいくつかみていきましょう!

◆INPEX


🔸9/6 2199.5円 +1.76%

決算後、大きく上昇してさげましたが、再び高値を取ってきていて年初来を更新してきています!!

INPEXもここまで株価上げてますが、利回りは3%以上、PBRは1倍割れなので、割安銘柄に分類されるので、先日、海運とかのチャートもみましたが、こういう感じで、上げ幅の角度が鋭いチャートが多いですね。
そういうこともあって、TOPIXが高値を取ってきているわけですね。

◆原油関連銘柄


🔸ENEOSと出光

こちらENEOSと出光の原油関連のチャートです。
ENEOSはINPEXと同じく年初来高値を更新してきていて、株価は580円台ということで、
非常に資金的にも買いやすい価格ですが、手をだすなら500円前後がベストだったと今となっては思いますが、
ここまで上がっているので、押し目を待つしかない感じでしょうかね。

そして、出光は、3200円台よ今年の1月の高値から下落して、そして、再び上昇に転じてきています!!

日本株だけではなく、米国市場のエクソン・モービルやシェブロンなど石油株が上昇したのと連動する格好で、石油関連株が買われています。

石油関連銘柄にとってはいいのですが、日本全体のことを考えると懸念もでてきています。

◆日本経済に及ぼす影響


🔸世界の原油市場の安定化を働きかけていく

松野官房長官は、産油国に増産や生産余力への投資を通じた世界の原油市場の安定化を働きかけていく考えをあらためて示したわけです。
というのは、ガソリンなど燃料価格の緩和策が7日から発動されるので、これ以上上がってほしくないわけです

◆ガソリン補助金の拡充策9月7日発動


🔸175円程度に抑制へ
8月30日に首相が、ガソリンなどの新たな価格激変緩和措置を9月7日から発動すると表明したばかりなんです。

【緩和措置】
・185円程度のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格を10月中に175円程度まで抑制
・9月末までとしていた電気・都市ガス料金の激変緩和措置も継続

👆といった措置を講じる矢先に原油価格が再び上昇基調となりました。


◆中央銀行の会合のスケジュール


🔸今年はあと3回

金融政策のスケジュールをみてみましょう! 上記のように今年はあと3回となりました。
9月
米国 9月19日 〜 20日
日本 9月21日 〜 22日

と次の会合が迫ってきています。
ブラックアウト期間は、FOMCが開催される前々週の土曜日からFOMC終了時までとなっています。
なので、今週の土曜日からになりますので、それまでの間に、この原油高を受けて、タカ派的なコメントが出てくるかもしれないので、要注意ですね。

ということで日経平均9連騰10連騰と続くかもの楽しみであります!

では、本日も最後までご覧くださりありがとうございました!
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