石破ショック。先物暴落・円高加速。どうなる?週明けの日本市場
金曜大引け後に、まさかのネガティブ・サプライズで石破新総理が誕生しました。市場は直前まで高市氏確定で織り込んでいたために、時間外取引の日経先物は-2400円超の急落、ドル円も4円近く円高に振れました。
総裁の交代でサーキットブレーカー(取引一時中断)発動は前代未聞です。
総悲観の中、月曜寄り段階での暴落は避けられないと思います。ただし、短期的なCTAアルゴリズム売買の暴走が収まった後の展開は、私たちの想定外の動きとなる可能性もあります。ひとまず初動の狼狽売りは論外。落ち着いて地合いの変化を捉えたいと思います。
政権交代があったわけではありません。同じ自民党のままです。党として金融政策の方針が大転換するわけでもありません。解散総選挙の前提として勝ち抜くためにそれはできないはずです。
まずは、直近の値動きをチャートで確認します。
先週一週間、特にラスト2日間は高市トレードを先行して、市場は株高・円安をめい一杯に織り込みました。そのポジションの巻き返し(持ち高調整)は相場としてノーマルな動きなのでまったく慌てる必要はありません。
岸田ショックといわれた2021年岸田総理就任後の日経平均(当時30000円)の初動の値動きは8日連続安で直近上昇幅を全押し、トータルで-2700円ほど下落しています。その後は、衆院解散総選挙に向けて切り返しています。
急落前の需給や上昇率・値動きが違うため、単純比較には注意を要しますが、私の予測シナリオでは…
※プレミアムプラン(月額1,000円)への加入で読み放題になります。
読んで下さりありがとうございます。サポート応援して頂いたお気持ちを大切に、これからの執筆活動の励みにして参ります。