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軽度知的障害は人口の16%!?

軽度知的障害とは
50から69の範囲が軽度の遅滞にあたる。
言語の理解と使用はさまざまな程度で遅れる傾向があり、自立への発達を妨げる言語使用上の問題は、成人期まで持続することがある。

とされています。

現在では、軽度知的障害は人口の2%とされていますが
かつての軽度知的障害「境界領域知能」は人口の14%です。
なので合計すると16%になります。

なぜ境界知能が出来たの?

元々は、知的障害とはIQ85未満の事を指していました。
(1950年から1980年辺り)
しかし、これでは知的障害者の数が増えてしまうという理由から、IQ70未満(WHOの場合)を知的障害、IQ85未満を境界知能としました。

共通点

知的機能に何かしら異常がある。という部分です。

軽度知的障害の場合は知的障害があるのにも関わらず軽度という理由で適切な指導を受けられずそのまま成人になってしまったという方がいます。

境界領域知能の場合は知的障害で無いので適切な指導を受けられずそのまま成人になってしまったという方がいます。

どちらの共通点は
大変なことがあってもなかなか解決しない。という部分です。

違い

確かに、軽度知的障害の場合は、知的障害と診断されます。
しかし、境界領域知能は知的障害では無いので軽度知的障害と比べ適切な指導を受けられなかった人もいます。

思い

勿論両方とも違いはありますが、
共通点も上記にあげた通りたくさんあるのがわかります。

どちらも似ている部分、似ていない部分があるのは事実です。

この問題は非常に難しいものだと思います。
もっと世の中が、軽度知的障害や境界領域知能に理解が深まりますように願っております。

本日は以上です。


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