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資金目算の立て方を教えてください

中小企業(あるいは私のような個人事業主)では、利益予算は立てていても、資金予算を立てている会社は多くありません。

お金が足りなくなれば経営が傾くのですから、資金予算を立てておくことは必要です。

資金運用表は、利益計画や他の資金増減要因から、一年間の資金の増減はどうなり、期末の資金残高はどうなるかを掴むものです。

つまり、

①期首資金残高=前期末残高

を正確に把握したうえで、

②見えている売上、営業コスト、税金支払い、借入や返済

を蓋然性高く見積もり、

③運用する資金=前期末残高+今期に調達した資金+剰余金(来期に投資できる残高)

がバランスすることを確認できると、目算としては立つことになります。

①→②→③と進めるにつれて、
これまでの経験から何ができるか、そこから現実的に足元で何ができるか、そして将来何をしたいか、という未来を具体化していくことになります。

経営とは自己理解に通じると思いました。

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