見出し画像

UXを無限スクロールにすべきか

Webサービスを企画開発しています。
そこでこのタイトルの件について考えることになりました。

検索でヒットする件数が多い検索結果ページを、無限スクロールにするか、ページネーションにするか。

Geminiの一般的な回答を参考にしつつ、無限スクロールを採用しているサービスを見てみることにしました。

Webサービスを開発するときに、検索結果ページには無限スクロールとページ送り方式はどちらを採用する方が良いでしょうか。いくつかのケースをあげてそれぞれのメリットとデメリットを基に意見を聞かせてください。

Geminiへの質問

ケース1:情報量が多い商品一覧ページ

  • 無限スクロール方式

    • メリット

      • ユーザーは興味のある商品までシームレスに閲覧でき、購買意欲を高められる可能性があります。

      • ページ遷移がないため、操作がシンプルでストレスを感じにくい。

      • モバイル端末との相性が良く、画面サイズに制限がある場合でも快適に閲覧できます。

    • デメリット

      • 多くの商品が一度に表示されるため、処理速度が遅くなったり、目的の商品を見つけにくくなったりする可能性があります。

      • ユーザーがどこまで閲覧したのか把握しにくく、検索結果全体を俯瞰しにくい。

      • 商品数が膨大な場合、古い商品が埋もれてしまう可能性があります。

  • ページ送り方式

    • メリット

      • 検索結果全体を俯瞰しやすく、目的の商品を見つけやすい。

      • 商品の区切りが明確なので、比較検討しやすい。

      • 処理速度が安定しており、多くの商品を扱っても快適に閲覧できる。

    • デメリット

      • ユーザーは興味のある商品を見つけるまで、複数ページを遷移する必要があり、操作の手間がかかります。

      • モバイル端末では画面切り替えが煩わしく、ストレスを感じる可能性があります。

ケース2:画像や動画が豊富な記事ページ

  • 無限スクロール方式

    • メリット

      • ユーザーは記事に没入しやすく、最後まで読み進める可能性が高くなります。

      • 画像や動画をスムーズに閲覧でき、記事の内容を理解しやすくなります。

      • モバイル端末との相性が良く、ワンハンド操作で快適に閲覧できます。

    • デメリット

      • 読み込み速度が遅くなると、ストレスを感じやすく、離脱率が高まる可能性があります。

      • 画像や動画のデータ容量が大きくなると、通信量が多くなり、ユーザーの負担となる可能性があります。

      • 目的の情報を見つけにくく、記事全体を俯瞰しにくい。

  • ページ送り方式

    • メリット

      • 記事全体を俯瞰しやすく、目的の情報を見つけやすい。

      • 読み込み速度が安定しており、ストレスなく閲覧できる。

      • 画像や動画のデータ容量を抑えられるため、通信量を節約できる。

    • デメリット

      • ユーザーは記事を読み進めるために、複数ページを遷移する必要があり、操作の手間がかかります。

      • 画像や動画の表示に時間がかかる場合、記事の流れが途切れてしまい、読みにくくなる可能性があります。

      • モバイル端末では画面切り替えが煩わしく、ストレスを感じる可能性があります。

ケース3:リアルタイム性が求められる掲示板やSNS

  • 無限スクロール方式

    • メリット

      • 最新の情報が常に表示され、リアルタイム性を保つことができます。

      • ユーザーは新しい情報を逃さずに閲覧でき、常に最新の情報に触れることができます。

      • 他のユーザーとの交流が活発になり、コミュニティの盛り上がりに繋

    • デメリット

      • 過去の情報にアクセスしにくく、議論の履歴を追いかけにくい。

      • 常に情報が更新されるため、画面が落ち着かず、集中しにくい。

      • 処理速度が遅くなると、ストレスを感じやすく、離脱率が高まる可能性があります。

  • ページ送り方式

    • メリット

      • 過去の情報に遡って閲覧しやすく、議論の履歴を追いかけやすい。

      • 情報が整理され、集中して閲覧できる。

      • 処理速度が安定しており、ストレスなく閲覧できる。

    • デメリット

      • 最新の情報が常に表示されるわけではなく、更新を見逃す可能性があります。

      • ユーザーは新しい情報を確認するために、定期的にページを更新する必要があり、手間がかかります。

      • リアルタイム性の高い情報発信には向いていません。

無限スクロールを採用しているサービス

バックグラウンド通信と分割ダウンロードを組み合わせ、大量の検索結果をページを切り替えることなく、通信待ちなしでスムーズにスクロールできます。モダンな技術ですね。(モダンと言う表現が、すでに一昔前かもしれません)

Google検索

SERPsでの表示位置に大きな意味があるGoogle検索ではビジネス上の理由で採用しないと思いきや、ここ数年で順次導入されているようですね。

Facebook

インフィードは無限スクロールが標準実装されているようなものですね。

Pintarest

UGC系サービスも無限スクロールですね。


なんとなく日本のWebコンテンツはまだページ分割が多く、そのためページネーションが設置されているものを見かけることが多い気がします。

しかし今後は日本でも無限スクロール採用が増えるのかなあ..?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?