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GASで日本企業個別銘柄の株価を自動更新するシートを作った

スプレッドシートのApps Scriptでライブラリを使います。

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これはParserという、スクレイピング処理に特化したライブラリのようです。
つまり、日本企業の株価を東証のサイトから(Googleファイナンスから)スクレイピングすることで自動更新されるシートを作るということです。

ではPareserライブラリをApps Scriptプロジェクトにインストールしたところで、スクリプトを書いていきます。

function STOCKPRICEJP(code){
  let url = "https://www.google.com/finance/quote/" + code + ":TYO";
  let html = UrlFetchApp.fetch(url).getContentText();
  let stockPrice = Parser.data(html)
    .from("<div class=\"YMlKec fxKbKc\">")
    .to("</div>")
    .build();
  return stockPrice;
}

これで新しい関数「STOCKPRICEJP」を使えるようになるようです。

=STOCKPRICEJP(4581)

さっそくテスト

STOCKPRICEJP のテキストの結果が 50000 文字の制限を超えています。

エラーが出ますね。

原因は上場廃止になっていたからでした。
ちなみに証券コード「4581」は2024年4月9日までは上場していた大正製薬でした。

まさかテストで引くとは。

気を取り直して

=STOCKPRICEJP(4967)

小林製薬の株価が反映できました。

スプレッドシートに自動反映成功


発行済株式数も取得して時価総額ランキングの形式で反映したり、毎日の終値を取得することで比較チャートを生成したりするなど、証券会社のサイトやアプリにログインせずに使えるレポートへと進化させられそうです。

伸びしろですね。

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