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日本スキー場開発(6040)            2023年7月期 第2四半期 決算分析してみた 

※今回は過去の決算分析のため無料で閲覧可能ですが、次回決算分析からは有料になります。

企業情報

※分析時のデータではありません


・加点

・月次データからも今期増益を出す可能性が高い
・コロナ前から完全な回復まではしていないため、今後の業績回復からの業 
 績の伸び代に期待できる

・懸念点

・リフト券等の売上単価はすべて下がっている
・スキー場運営時のエネルギーコストの増加
 →リフト券価格設定にて相殺しているため影響は小さい

・修正に関して

・修正傾向はなく修正の可能性は低い

結果

・今期経常を60%上方修正
・通期の同利益を従来予想の5億円→8億円(前期は3億4500万円)に60.0%上方
 修正し、増益率が44.9%増→2.3倍に拡大する見通しとなった
・売上営業利益率は前年同期の12.1%→23.4%に急上昇した

決算の前から決算日に向けて株価は上昇しています。
決算日に好業績を出し、決算日の翌営業日に株価は上昇。

決算内容では今期経常を60%上方修正しています。

分析時は株価は979円であったため、仮に決算日発表が行われる日と行われた後で価格の動きに注目すると

・決算日(2023年03月3日)終値:1038円
・決算翌営業日(2023年03月4日)始値:1047円

以上の結果

・決算発表日で決済をした場合:59円の値幅
・決算発表日後で決済をした場合:68円の値幅

100株購入した場合とすると

・決算発表日で決済をした場合:59円×100株=5900円の利益
・決算発表日後で決済をした場合:68円×100株=6800円の利益

利益幅は

・決算発表日で決済をした場合:6.03%
・決算発表日後で決済をした場合:6.95%

考察

・2021年のコロナ禍から業績は回復してきており、今期の予想は増収増益し 
 ていた。1Q時点で赤字が縮小しており、2Qに対する期待感から決算日に
 向けて株価は上昇している。
・決算で上方修正を出したことから期待通りの結果が出て決算翌営業日に株
 価は上昇。
・上方修正を出しただけでは大幅な株価の上昇は見られなかった可能性があ
 るが、60%と大幅な修正を出したので株価は大きく上昇したと判断します

※投資は自己責任の為、当該投資における利益・損失における責任は全て本人の元にあるものとし、最終的な決定はご自身の判断(自己責任)でお願い致します。

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