クリミナル・マインド FBI行動分析課

「クリミナル・マインド FBI行動分析課」略してクリマイ。今は亡き番組Dライフで見てました。

サイコキラーやシリアルキラーと呼ばれる凶悪犯罪者による犯罪を、プロファイルから犯人を割り出していくという、分析主体のドラマで、
事件発生

チームが現地到着

情報収集や調査

プロファイリング

さらに事件進行

プロファイリングのやり直しや犯人の絞りこみ

事件の背景がわかる

犯人検挙
の流れです。
分析担当と現場担当と広報担当と分担が分かれてるチームプレイが、見てて面白かった。基本的に1話完結のドラマですが、主要登場人物たちの家族関係や家庭事情を回を重ねてちょこちょこと描いていき、やがて事件と関わるようになる…感じでしたねー。

このタイプのドラマにお約束の、コンピュータで何でも調べちゃうチートポジ(ペネロープ・ガルシア)も健在。ガルシアはふくよか系の派手な女性ですが、おしゃべりで快活でまさにチームのムードメーカー(❁´ω`❁)
たまに現場に出て、危険な目にもあいますが、殺人鬼に瀕死の重傷を負わされて死ぬ間際の被害者に、「最後に見たのが犯人だとかわいそう」という思いから、被害者に自己紹介して必死に語り掛ける場面がすごく健気でした(´つω・`)
デレク・モーガン(モーガン)とガルシアの関係が大好きでしたが、結局、モーガンは別の女性と結婚しちゃって、二人は親しい友人同士で終わったのが複雑でしたねー(´・ω・`)
でも、恋人同士になって結婚したからと言っても安心できないのが海外ドラマなので、これでよかったんでしょうか…( ˘•ω•˘ ).。oஇ


海外ドラマにありがちな、スタッフや俳優都合による主要キャラ退場もあって、思い入れのあるキャラクターがいなくなるのは辛かったです(๑´-﹏-`๑)
ジェイソン・ギデオンは俳優都合、アーロン・ホッチナー(ホッチ)は俳優と製作陣の対立から、それぞれ退場。どっちもいいキャラクターだっただけに残念( -ω- )


凶悪犯罪がテーマなので、描写も残酷描写あったりするので、見る人を選ぶかなーと(; ̄^ ̄)
犯人が捕まらなかったり、犯人が裁きを受ける前に自殺したり、主要人物や関係者が殺される、後味の悪い結末も多いです(´x_x`;)
老夫婦のリアル家族ごっこ(子供を拉致して自分たちの家族として軟禁状態にして気に入らなくなったら殺して火葬して灰を庭に撒いていた)で、拉致された息子が前日まで生きていたことを知って嘆く両親がかわいそうでかわいそうで。゚゚(*´□`*。)°゚。
ショタコン殺人鬼に兄妹で捕まって、妹の命を盾に犯された少年や、息子を拉致されて殺されたお父さんも気の毒で…。゚(´つω•`。)゚。さらに、この回の犯人はまんまと逃げおおせたという、釈然としない結末( ̄へ ̄|||)
ギデオンが殺されたり、ホッチの元奥さんが殺されたり、思い返せば思い返すほど、鬱展開多いドラマでした๐·°(৹˃ᗝ˂৹)°·๐


見始めたのはシーズン6辺りからなんですが、初期に出ていたプロファイラーのジェイソン・ギデオンはけっこういいキャラでした。
シーズン2第21話「殺人ハンター(Open Season)」で、ギデオンが死にゆく犯人の少年を優しく看取る場面、印象に残ってます。説明しておくと、この少年、育ての親である叔父が人間を狩猟で殺める趣味を持つ殺人ハンターで(戦争に行った影響で精神を病んでおかしくなったようで)、少年は学校にも通わせてもらえず、叔父のそんな趣味と教育を受けて、兄と一緒に殺人鬼になってしまったという、人を殺めること自体が悪いことだと自覚してない子だったんですよね。無実のキャンパーたちを殺めてきたことは許されないことですが、重傷を負い死にゆく少年を優しく看取ったギデオンがとても鮮烈に残ってます。°(°´ω`°)°。
ただ、演じていた俳優さんがドラマの内容を嫌がって降板を希望して(本人曰くこんな残酷なドラマとは思わなかったそうな)、ギデオンはシーズン2まで登場、それ以降は登場しなかったけど、別のシーズンの事件で殺害されてしまい、いつか再登場or復帰を…と願っていたファンの心を折ってくれました。・゚(゚⊃ω⊂゚)゚・。

とびとびで見ていたので、見逃してる話がいくつかありますが、リードがキャットと対決したシーズン12最終話までひととおり見ました。
その後、ファイナルシーズンがあってシリーズ的には一応完結はしているようで、いずれ、ファイナルシーズンだけでもDVDボックスを買ってしっかり見たいです( `・ω・)