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天外魔境II卍MARU


「天外魔境II卍MARU」は思い出のゲームで今でも大好きなゲーム。
これを遊びたくてPCエンジンDuo買いました(*´▽`)ノ
バイトできない当時はすごい出費ですが、それだけの価値ありまくりでした。

発売日前にサントラCD買ったり、体験版を買ったり、ゲーム雑誌をチェックしたり、前作(天外魔境ZIRIA)を遊んでプレイしたり、発売日に備えてました(⌒~⌒)

そして発売日。デパートで買ったんですが、売り場は盛況してて、特典ポスターももらえました(すでになくしたけど)

夢中で遊んでました。ちょうど春休みだったので、寝る間も惜しんで天外ワールドに浸ってましたd(*⌒▽⌒*)b
難易度もそこそこレベル上げしつつ進めてたのでそんなに苦戦することはなく、敗走したのは名無しの十八番、右のガーニン、悪神ヨミくらいでした。
術や奥義の組み合わせでいろんな戦闘のバリエーション楽しめて、ストーリー面も毎回イベントが楽しくて面白くて(地獄釜の肉助関連は除く)、もうクリアしたときは感無量でした(◍′◡‵◍)
とにかくイベントの連続でしゃべるしゃべる、アニメ演出も今なら当たり前だけど、当時はようやく取り入れられて定着してきた感じだったんですが、天外Ⅱはそういった演出も上手かったです。こういったシーン多いゲームはロード時間が長いのが常なんですが、ロード時間もまったく気になりませんでした。
ストーリーも王道で、エンディングは大団円で、すごくよかったです。苦労してクリアしてバッドエンドだったら、虚無感ハンパないんで…。・゚(゜´Д`゜)゚・。


クリア後もまたプレイし直して、黄金中の卵を売りまくって早期段階で秘剣不知火2本を買って道具使用によるチートな炎攻撃を楽しんだり、装備品等もとっかえひっかえして遊びまくりました(˶• ֊ •˶)

ゲームには、こんなおまけの地図とかついてて、これまた便利(◡̈)


天外魔境Ⅱの公式ガイドブックも買って、読んでも楽しんでました。辻野寅次郎先生のイラストがたくさん見れて感激でしたー(*ˊᗜˋ*)♡ 
特に冒頭のカラーイラストは、ゲーム中のイベントシーンを思い出して感慨もひとしお( 〃 ˆᴗˆ 〃 )
地獄城脱出シーンのイラスト(卍丸が絹の手を引っ張って脱出しているイラスト)が大好き(∩´͈ ᐜ `͈∩)


こうして盛り上がりまくって、天外Ⅱの人気キャラカブキ団十郎が主人公のゲーム「天外魔境 風雲カブキ伝」が発売されて、さらにⅢに続くと思いきや、大人の事情で頓挫して、その後は「天外魔境 第四の黙示録」といった別シリーズで天外作品が展開されたものの、ゲームの出来はいいけど知名度は上がらず、次第にシリーズブランドがフェードアウトしていった感じでした(×_×;)
天外Ⅱの勢いをキープした状態でPC-FX版天外Ⅲが発売されていたら、歴史は違っていたと思うと…( ; -᷄ ω-᷅)

後になって、天外ⅡはPS2やゲームキューブに移植されたりしたんですが、大量のRPGで目の肥えたユーザーにはすっかり古いゲームになっていて、どれも評価はいまいちでした。ストーリーの山場ともいえるヒロイン絹のあのシーンがオリジナルと描写方法が違っていたり、システム的な問題が原因だったようです。そのせいか、リバイバルブームで盛り返すことに繋がらなかったようで、モバイルゲームやオンラインゲームも好きな人には受けても世間的には不発弾でシリーズブランドもフェードアウトしていったようでした。移植作はどれも入手困難でプレミアがついてるからマイナー化に拍車をかける結果に(;´◦ω◦`;)

そうして年月が流れて、天外魔境シリーズの絵師・辻野寅次郎こと辻野芳輝氏が公式ツイッターアカウント立ち上げ、「天外画廊: 辻野芳輝画集」なる天外シリーズ画集も発売、さらに「天外魔境Ⅱ」が2020年3月19日発売の「PCエンジン mini」に移植されて、それに続くように原作者あだちひろし氏による新作小説「天外魔境I・II架話 髑髏譚 -SKULL TALE-」が2021年2月も発売されました。

まさかの吹雪御前がヒロイン抜擢!! キャラもゲームと性格違うけど面白い!!(๑^᎑^๑)

が、発売から2年になりますが、続刊されてません( ˙ω˙ )
人気は水物だし、注目されてファンも興味持っているうちに、じゃんじゃん新作を出した方がいいと思うんですが、あだちひろし先生なりにこだわりがあって筆が進まないのでしょう。90年代当時に小説版天外Ⅱや画集も刊行されていれば…と今さらながらに思います。結局、風雲カブキ伝もリプレイ本だけで肝心の小説は出なかったんですよねーσ(´ x `;*).。oஇ


現在では、天外シリーズは名作ゲームだけど知名度はそんなに高くないゲームとなってしまいました。でも熱心なファンはいて、そういった意味では幸せなゲームじゃないかなあと振り返りながらしみじみ思いました(꒪˙꒳˙꒪ )

余談ですが、この天外Ⅱをベースにして、「天外魔境 風雲カブキ伝」や「天外魔境JIPANG7(と書いて、てんがいまきょうじぱんぐせぶん)」等の派生作品(スピンオフ作品)が作られました。スピンオフが作られたことからも、このゲームの人気の高さがあったことは間違いないんですよね。
ただカブキ伝はともかく、JIPANG7はゲームソフト形態ではなくオンラインゲームでの展開で短期間で終わり、新規ユーザー取り込みやすでに離れていった古参ユーザーを戻すこともかなわなかったようで、人気は水物という言葉の重みを感じます( ´ㅁ`; )