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グレゴリオ暦とお正月

私たちはグレゴリオ暦という、ローマ教皇グレゴリウス13世という方が作成した、グレゴリオ暦という暦カレンダーに沿って生活しています。

日本ではグレゴリオ暦は、明治5年(1872年)から導入され、それまで使っていた日本の太陰暦は「旧暦」と称されるようになり、つまりは古い暦だと設定されました。旧暦とグレゴリオ暦では、大晦日と元旦は、およそ30~40日くらいずれてしまいます。

最近話題になっている時代の転換期「地の時代」から「風の時代」の時代移行ストーリーの渦に、現在私たちが存在しているわけですが、、、つまり、過去およそ200年くらい日本における「地の時代」、明治、大正、昭和、平成という時代はグレゴリオ暦によって築き上げられたきたってことですね。

江戸時代から明治維新は、日本の歴史上において地殻変動的な時代の切り替わりだったのですが、更に、明治時代からの日本社会はグレゴリオ暦が導入されていた訳で、暦のリズムが変わるのは、時間軸における地殻変動的出来事で時間軸大改革が明治維新になぞられて、改正されたってことですね。

当時の一般市民は政府からの司令で暦のリズムを変えられ、それはとてもとても、想像を絶する大改革であったはずです。他文化の暦を受け入れるとか、八百万の神、多神教崇拝の国であるが故に成し遂げられ、受け入れられたと、私は想う。

当時の日本は、西洋に続け!今までのやり方では駄目だ!という一信で、グレゴリオ暦を迎えたのです。
(固定月給制だと13ヶ月ではなく12ヶ月の方が政府にとっては都合がよかったのも理由の一つでした)

お正月は日本人にとって、とてもとても大切で重要な節目です。本来のお正月は、旧暦だと2月の新月になりますが、2月はすでに春の匂いがするじゃないですか、だから「七草粥」の春の七草は旧正月の暦だと道端や田畑に自生してるんですよ。

グレゴリオ暦のお正月だと「七草粥」の七草はまだ田畑に自生してなくて、近代ではお正月明けの「七草」はビニールハウスで栽培されて1月7日に一斉に販売されるそうです。

ちょっとだけグレゴリオ暦と旧正月のカラクリを書いてみましたが、それにしても、このお正月の集合意識って濃厚だなあと、毎年私は感じてしまいます。

確かに宇宙や地球の本来のリズムと節目とは全く関係ないのがグレゴリオ正月なのに、毎年私は、年末年始はしっかりソワソワするし、台所に立ってお正月らしき料理を作らずにはいられなくなるし、皆さんもこの気持ち味わったことあると思います。

つまり、グレゴリオ正月は集合意識で合成されているって話で、2021年の正月は、この濃厚な集合意識の氣のエネルギィを感じたり、分析しながら過ごしてました。

濃厚な氣のエネルギィに乗っかって、意図を込めたお料理を自分で作って食べるのも、初詣に行くのと同じくらいの氣をチャージできますよ。

今日の一番出汁と自家製白味噌のお雑煮は、
グレゴリオ正月の濃い集合意識のスパイス付きで。

(注)しかし濃い氣の感じ方は人によって様々で、
「同調圧力」のように感じてしまう方は、そっと静かに普通の週末のようにお過ごし下さい。

同時に最近では、旧暦(太陰暦)や占星暦における、
季節や時間の節目も、個人的なセレモニーや集まりを企画したり、SNSの投稿を覗いたりしながら、だいぶ前に比べて集合意識の層が年々拡大してるのも感じている次第。

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これからは、複数の暦を使いこなしながら人生を切り開いていくのが、更に当たり前になってきますね。グレゴリオ暦以外の暦をどうやって使いこなせばいいの?って方には、
まずは「Helio Compass 地球暦」がオススメです。

http://heliostera.com/

このカレンダーを開発されたのは、
杉山開知さんという、なんと日本人の方なんです。コペルニクスの太陽中心地動説宇宙論がカレンダーとして実用的にまで進化させたのが、日本が始まりだとは私は嬉しい。

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かつて、西洋人が日本人に違う暦を広めたように、これからは逆に西洋社会で暮らすワタクシ日本人が、西洋人にグレゴリオ以外の暦の普及活動していくのも面白いかも思ってみた次第です😆



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