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双子座の季節、今日の空の上の風の正三角形から風を受け取るか吹かせるか

2018年5月24日。

空の上では双子座の太陽、天秤座の月、水瓶座の火星が風のサインで綺麗なグランドトラインという正三角形のアスペクトが形成されています。

双子座 風のサイン 柔軟サイン 太陽
天秤座 風のサイン 活動サイン 月
水瓶座 風のサイン 固定サイン 火星

太陽が双子座に入ったら、空気がガラリと変わりました。風の季節です。四大元素の風の要素、風のサインのテーマは、知識や思想、物事を知的に理解する能力、風はひとところにとどまらず、流通していく元素。

今日の空の上で風のサインで形成された、太陽、月、火星のグランドトライン(正三角形)を解釈すると

あなたの心の底から、もしくは奥深い潜在意識(月)に実は潜んでいる指針や目標(太陽)に向かって行動(火星)するための、重要な風(知識や思想)が、とてもスムーズに吹いてくる(もしくはあなたが風を吹かせる)。


この解釈が具体的にどう風が吹くのか、吹かせるのかを少しあげてみると

◉滅多に連絡しない人から、連絡がきてしまう

◉自分にやりこなせるか微妙な引き受けた仕事の、サポート的な人や情報やオファーが入り込んでくる

◉勉強したい、学問を深めたい、この衝動がいつもに増して心地よい

◉苦手意識を持つ人の個性に対して柔軟になる感じ

◉たまたま道端や街で会った知人や友人と熱く語ってしまう


しかし、占星術、星を読む上で、投稿者の具体例だけを頭にピックしてインプットさせるのは、あまりお勧めしない。具体例のみを頭にインプットさせる星読みを繰り返すと、挙句の果てには、星に振り回される生き方を歩んでしまう傾向になりやすくなる。

やっぱり本質から理解してインプットして、おのおのに起こる出来事を元素と星座(サイン)と座相(アスペクト)と絡めて理解解釈すること。この日々の独自の発見と天体の観測を繰り返すこと。

◉昨日ピンとこなかったけど、今日は腑に落ちた。
◉先週は解らなかったけど、今週なるほどと理解した。
◉去年はちんぷんかんぷんだった、バラバラのパズルが今年は半分くらいパズルのピースが埋まってきてる。

こんな感覚で時間を作り出していくことが、螺旋状に進化する学問としての占星術、星を読むことであり、意識と知覚がいつの間にか拡大している。世界中を旅行することも、意識と知覚が拡大するが、自分の中に潜む小宇宙と空の上の大宇宙とのつじつまを合わせていくことは、前者の体験よりも時空や空間を超えた意識と知覚が拡大する道が開ける。


それから星占いの本質について、これは私のこの日の星を読むという解釈であり、私のその日の星を読むという体系について、

空の上の天体の様子を伺って自分の行動を決める(意識を形にする)

自分がとった行動を振り返って空の上の天体の様子を観る(形あるものに意識を埋め込む)

どちらのパターンにしても、星を読むということで、星を使って意識を形にしても、星を使って形あるものを意識に埋め込んでも、空の上の天体は人の小宇宙に働きかけるし、人はとった行動や衝動を空の上の天体に意図や意味を埋め込む。この知覚意識は人の顕在意識、潜在意識どちらもまるごと、時空や空間を超える。

星読みは必要な人にはとても重要な意識活動であり、冷酷な言い方をすれば、既存のシステムで働いて食べて遊んで、という三次元サイクルの生活で満足できる人には、星を読むという知覚意識は必要ない。太陽が上がって下って、太陽が作り出す明るいか暗いか、その途中の朝日や夕焼けのグラデーションは綺麗だな、と、太陽のみ意識するだけで、この三次元の世界で全然生きていける。現代社会はそういう風にできている。人類は既存のシステムやカレンダーを作り上げて、人類はそこに収まっていれば一生を遂げられるように世界を作り出した。

ところが、人類のある一部の人たちの、全ての人類に潜む小宇宙(人の意識やココロ)が、何かが違うとか、このままではいけないという衝動などに駆られ始めると、月を追いかけるようになる。自分の精神や肉体に起こることを、まずは月に照らし合わせてみる。そして月の満ち欠けを追うようになると、実は月は地球の衛星で月は地球なしでは独立できない天体だと気づく。月は地球の周りだけをグルグル回り、地球に依存状態でひっそりと太陽系に属している。だから、地球人としての知覚意識が本格的に開き出し始めると、太陽と月だけを追うことに物足りなくなってきて、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星との関係を追い始めることになる。

今日の宙模様、風の三角形は、太陽と月と火星で形成されている。

ココロの奥底に実は潜んでいた、なんか引っかかること、そこにいい風が吹きますように。ボブディランの誕生日は5月24日(ちなみに私の父親も5月24日生まれ)で、ボブディランも風の人。21歳でこんな詩を書いて、社会に向けて歌ったボブディランは、人が最初に迎えるN天王星とT天王星が人生で最初のスクエアを織り成す、人生第一回目の宇宙的反抗期にあたる。風と土の元素が強い、ボブディランならではの作品。ボブディランは、土の元素が強くて風の元素がボブディランの土の要素を引き立てている印象。同世代の有名ロックアーティストは、このあとサイケデリックな表現でロックや音楽を切り開く時代の中、フォークソングのスタイルを貫き通した、彼の音楽人生がホロスコープによく現れている。

天体日記を書き始めると、一体誰に向けて書いているのか、自分自身に向けてなのか、わからなくなってきてしまう。テーマも的を得ているのか、ずれてきているのか、客観視できなくなってしまう。だから書いている最中には曲が必要になる。音楽は風にもなるし、水にもなるし、火にもなる。音楽を聴いている自分は土と想定して。









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