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Three is a magic numberを射手座のサビアンシンボルで考察してみました


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サビアン研究会では現在射手座を運行中です。射手座サビアンの研究テーマでは、ジャズピアニストでボーカリスト、Bob Dorough の出生図を題材にしました。Bob Dorough は1972年から1992年まで「Schoolhause Rock! 」というアメリカで大ヒットした教育アニメのプロデューサーであり、ジャズミュージシャンとしてのセンスとスタイルを崩すことなく、子供たちのために数々の教育ソングを作詞作曲しました。「Schoolhause Rock!」では、「Grammer Rock!」「Science Rock!」「Multiplication Rock!」「Money Rock!」「Earth Rock!」「America Rock!」と、文法、科学、計算、お金、環境、歴史、それぞれの科目
ジャンルの中に10曲前後の歌とアニメが構成されてます。   

その中でも、一番大ヒットした曲が「Three is A Magic Number」、曲のタイトルのように、この歌は魔法がかかったかのような世代を超えての大ヒットとなり、数々のアーティストがカバー曲を歌ったので、誰でも一度は耳にしたことがあるかもしれません。この曲では、3は魔法の数字だと3という数字をもじって、掛け算の3の段を歌っているのです。日本人にとって掛け算と言えば九九を覚えて、掛け算を韻を踏んだ九九から応用しながら2桁や3桁の掛け算や割り算を計算していくように教育されるのが当たり前ですが、欧米の算数では日本の九九のように韻を踏みながら掛け算を覚えていくやり方がありません。
当時のアメリカの子供達にに掛け算を楽しく歌いながら学べるという素晴らしい道すじを切り開いたジャズピアニストBob Dorough。
歌のリンクです。お子様の英語の学びにも是非。


この動画で演奏しているBob Doroughは、なんと93歳!!!
お亡くなりになる1年前の貴重な動画です。93歳でこの陽気なピアノの指遣いに、ジョークも交えたライブ。観客を乗せて高揚させるこの明るさといい、
Bob Doroughが射手座の太陽と共に生涯現役で掛け算を歌う楽しさを伝えながらのジャズ人生を謳歌してきた生き様を感じます。


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Bob Dorough 1923年12月12日生まれ(出生時間不明)
                               2018年4月13日没


太陽 射手座20度 氷を切り出す男たち(Men cutting through ice.)

太陽射手座20度の「氷を切り出す男たち」とは、氷は夏に必要なもので、複数の男たちが協力し合い提供する様子、そして先見の目を立てて準備していくことの象徴です。Bobさんが作詞作曲した曲にアニメーションも手掛けて放映されるまでに、複数の人たちとのチームワークで制作していたことでしょう。70年代では
本格的に各家庭にカラーテレビが普及し浸透し始めた時代です。テレビがどんどんカラー化してく中で、カラーアニメが娯楽のためだけではなく、先見的に娯楽と教育を掛け合わせ、楽しさや可笑しさも混える勉強もあるという道筋をアメリカの子供達へ向けて「Schoolhause Rock!」チームと共に築き上げてきた、Bobさんの太陽は射手座20度。
木星 射手座4度 歩くことを学んでいる小さな子供                                
        (A Little child learning to walk)


木星射手座4度 「歩くことを学んでいる小さな子供」とは、幼児が歩き始めるのは早い子で8ヶ月くらい、ほとんどの幼児が1歳半には歩き始めます。この年齢の歩き始めた子供には、努力する、頑張るという感覚はありません。今日は疲れたからもう歩くの学ばないとか、歩く練習に飽きたとか、そういう諦めの感覚も一切ありません。子供が歩き始めるのは、幼児自らの意思により湧き上がる自主性のみで歩き始めます。親はその場で頭から落ちないようにとか、向こう側から「おいで、おいで」と誘導します。射手座4度には自らの意思により湧き上がる純粋な自主性を実践していく度数、もしくはその純粋な自主性を見守る度数だとも言えます。

Bobさんの射手座4度の木星はノーアスペクト。個人天体ともトランスサタニアンとも絡まずに、彼の出生図の中の木星は純粋に老いることも枯れることもなく、留まることも滞ることもなく、Bobさんのカラーテレビを通じて色付けされた子供教育の道筋を発展させたのかもしれません。この歌は時代と世代を超えながら、数えきれない程のアーティストがこの曲をカバーしています。きっとカバーしたアーティスト達も子供の時にたくさん歌って、大人になっても次世代の子供達に掛け算を歌う楽しさを歌い繋ぎ、Bobさんが築いた子供が自ら純粋な意思で学ぶ楽しさの道しるべが世代を超えて繁栄してきたようにも思えます。

以下、補足の出生図解釈

土星 天秤座30度 哲学者の頭にある三つのこぶ      
(Three mounds of knowledge on a philosopher's head)


土星天秤座30度もノーアスペクト。土星は人生の落とし所を示す場所とも言われ、土星がノーアスペクトだとどこに人生のいく着く場所を持っていくのか方向性を失いがちになりやすいともよく解釈されます。ところがBobさんは、生涯現役で歌い続け、創作した曲が歌い繋げられ世代を超えて繁栄し、彼のノースペクトの木星と土星に注目せずにはいられなくなりました。土星が試練やカルマを指し示す惑星であることにも着目してみます。もともと彼は生粋のジャズミュージシャンであり、Miles Davisとも共演していたエピソードもウイキペディアに書いてありました。「Schoolhause Rock!」の放映開始が1972年、その時Bobさんは49歳。「Schoolhause Rock!」に携わることによって、創作する曲は子供向けに作詞作曲、韻を踏むこと、学ぶことに高揚感を煽る歌にすること、ジョークまじりの歌詞にすること、アニメも加わる、子供むけに作詞作曲するのは、今までの王道なジャズミュージックで作詞作曲してきたスタイルとは一変して、最初は一筋縄にはいかなかったはずです。Bobさんは木星期に射手座の教育する高揚感の太陽を掲げて、それまでのジャズミュージシャンとしてのabilityを武器に、子供向けの高揚感溢れる教育ミュージックを制作。彼の射手座木星は留まることなく純粋に発展してく。アメリカの子供達にとって掛け算を歌いながら学べることは画期的な衝撃だったはずです。その反響の様子にBobさんは「Schoolhause Rock!」創作意欲も能力もどんどん高揚しながら努力も惜しまず子供向けの曲作りに専念した射手座木星期。
天秤座土星30度の前の度数天秤座29度は「世代から世代へ受け継がれてく知恵についての、人類で膨大でたゆまぬ努力」、お勉強に色付けと高揚感の道標を、テレビを見ながらでも勉強はできることを画期的に子供達へと提供していった努力の道が、最終的に天秤座30度「哲学者の頭にある三つのこぶ」三つのこぶ(思考、感覚、感情)が完璧に確立され、生涯現役で音楽人生大謳歌という人生の落とし所に辿り着かれたのではないかと思いました。
Bob Doroughの土星もまさに3 is a Magic Number...!!!!!

そして当時の価値観において、アニメーションでお勉強ができる、ジャズを掛け算と掛け合わせる、ジョーク混じりの歌詞や世界観をお勉強に繋げるなど、勉強とは机に向かって先生の話を聞いて本を読むだけじゃないと、既存の価値に囚われず、独創的な勉強のルールを打ち出せたのも、既存の価値に囚われず彼の天秤座土星がノーアスペクトだからかもしれません。

更に細くホロスコープを読むと、獅子座海王星と水瓶座の月は180度、射手座太陽が調停の位置にある三角形を形成。獅子座海王星からのドラマティックな熱いインスピレーションを水瓶座の月がエキセントリックなひらめきを受け取るようにいつも反応し続け、射手座太陽がそのインスピレーションを吸い込み応用化する道標を突き出していく。

山羊座水星と蟹座冥王星が180度、そこに蠍座火星が調停の三角形を形成。
蟹座冥王星と山羊座水星は集団社会へアプローチするために常に向き合い、蟹座冥王星から受け取る言葉にならない世界観を、山羊座水星が常に言葉にメロディにするために集団社会へと働き続け、蠍座火星が更に外の世界へ徹底的に押し出してく生産性を促す。

蟹座冥王星は山羊座金星とも180度、そこに魚座天王星が調停の位置で三角形を形成。「Schoolhause Rock!」以外の作品ではBobさんのジャズの感性は、リズミカルなピアノに、ダイナミックな歌声、王道ジャズのスタイルを貫いてきた人。
蟹座の冥王星と山羊座の金星が向き合い、伝統的なジャズをリズミカルに演奏し続けてきた。そこに魚座の天王星が調停の配置に位置することで、今までの自分のスタイルを完全に崩さずにBobさんは豊かなアイデアで作詞作曲した曲達に次々にアニメーションを添えていく生産性を促した。

Bob Doroughの土星と木星はノースペクト。
ノースペクトの土星と木星が行先や繁栄が留まること知らずだったのは、月、太陽、水星、金星、火星、個人天体が美しく天王星、海王星、冥王星と応用力と生産性を促す三角形を形成していること。個人天体が十二分に発揮されることにより、ノーアスペクトの土星と木星の個性が更に強力に発揮されたとのかと思いました。

出生時間が分からなくて、アセンダント、MC、ハウスを抜きにしても、
サビアンシンボルと天体同士のアスペクトで様々な可能性を読み取る意欲を掻き立てる、とても美しいBob Doroughの出生ホロスコープ。
全惑星意識を生きた人のお一人だったのでしょうか。

長文になりましたが、お読みくださった方ありがとうございました。
最後に、De La Soulがカバーサンプリングした「Three is A Magic Number」。
彼らは歌詞は書き換え、自分たちのヒップホップの世界にもじって3という魔法の数字を歌ってます。それでも最後にBob Dorough本人の声をサンプリングしているところに、De La Soulにとっても子供時代にこの歌を歌っていたのか、Bob Doroughに尊敬の念を捧げているように聴こえました。勉強嫌いのストリートキッズもこの曲は歌い続け、掛け算の三の段を楽しく歌ってたんでしょう。



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