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「キャロルの終末」がいろいろヤバい

ネットフリックスで「キャロルの終末」を観た。今のところ、全10話分の第4話まで。とりあえず、湯水のように頭の中を流れていく動画類に押し流されないよう、記録しておこうと思う。

と、その前に最近読んだ本のことも書いておきたい。それは、岡田斗司夫さんの「プチクリ」という本。2013年発売と書かれていたので、もう10年以上前の本である。(リンクは貼らないのでググってください)
プチクリとは、プチクリエイターの略。要は、プロクリエイターになる必要は無く、自分の好きなことを好きなように発信すればよいということ。それほど驚く内容ではないのだが、改めて認識させられた。プラス、「キャロルの終末」で感じたことがあり、自由に書かせて頂きたい。いや頂く。ということで、「ですます調」でもなくなっているが、ご容赦願いたく。

前置きが長くなってしまったが、自分のために記録しているので、そんなことを謝る必要もないのだが、この「キャロルの終末」はよくあるといえばよくある、惑星や隕石が地球に落ちるという終末ストーリーである。

エアロスミスは出てくるけど映画名がすぐに出てこないアレ。アルマゲドンに始まり、すごく好きな映画としてはアレ、これもすぐに出てこないのだが、スパイダーマンのヒロインが落ちてくる惑星に向かって服を脱いじゃうやつ。そうそう、メランコリア(キーワード入れたら、ちゃんと検索で出てくるね)。最近でもアマゾンプライムのムーンフォールとか、レオナルドディカプリオの上を観ちゃダメ的なタイトルのやつとか、数は多い。

そんな多くの映画がある中で、このキャロルの終末パターンは今まで無かったのではないかと思う。まだ4話までしか観ていないので、残りの6話が楽しみではあるのだが、これを(仮に読む人がいたらの話だが)読んでも多分だれも見たいと思わないのではないかと思う。なぜなら、
・主人公は40代くらいのおばさん。
・おばさんは、無気力で、いつも悲しそうな顔をしている。
・アメリカ的なマンガ調のアニメ。
・高齢の両親は、常に全裸で過ごしている。(ここへのツッコミなし)
・住んでいる町は荒れ果て、地球が終わるまでの最後を楽しむパリピだらけ。

そんな感じで、第1話はちょっと気になる感じで進むのだが、第2話からはそんな終末世界の中で普通の事務職に就くのである。これがまた、テリーギリアムの未来世紀ブラジルかなんかのような仕事デスクがびっちり並んでいるような職場。地球が終わるのに、なんでそんなデスクワークをやってるのか全く理解できないのだが、そこからおばさんは楽しそうなのである。

そんな中、ぶっとんだ事件が起こる。ぶっとんだというか、逆ぶっとびというか。プリンタのトナー無くなり、そのおばちゃんがノーヘルでナナハンみたいなバイクに乗り、いろんなオフィス備品屋を何日も捜し回る。そして銃を取り出し、みたいな。ここまでが2話。つづきます。

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