鑿壁読書 February 2021
1)山本芳久『世界は善に満ちている:トマス・アクィナス哲学講義』新潮選書(2021)
手に取ることを躊躇してしまうタイトルですが、中身はしっかりした哲学案内でした。「善」という言葉をどういう意味で用いているのかもしっかり説明されています。大学の教員と学生との対話なので読みやすかったです。
2)川本淳『はじめて出会う会計学 新版』有斐閣アルマ(2015)
簿記の勉強をしているときについでに読みました。簿記検定のための勉強では問題を解くことに重きが置かれているのですが、会計学側から眺めると減価償却や引当金の意味するところが理解できてよかったです。
おわり
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