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珈琲…え?

珈琲という飲料をご存じだろうか。
そう、香りを楽しむあれである。

苦いのが苦手な方には舌に対する冒涜としか思えない飲料だが、これがなかなか癖になる飲み物である。

さてここで一つ疑問を呈したい。
それは珈琲という漢字についてである。



いや、「王を加え王に非ず」って何!?

なぜコーヒーという飲料を漢字にする際に王が登場するのか。
はなはだ奇っ怪な出来事ではあるが、物事には理由が存在する。

うむ。考えて見よう。

まずは王を加えるという点についてだ。

なんのこっちゃという感じだが、一つ心当たりがある。

それは将棋の駒だ。

つまり盤面にはすでに王が居るにもかかわらず、新たに王を配置しようとしたわけだ。

何が言いたいかというと、これは一つの陣営における革命である。

敵の駒が進行しているにもかかわらず、王の二権分立によって自軍の秩序が乱れている状態を表しているわけだ。

次は「王に非ず」

先程の流れを汲めばすぐにわかる。
革命を起こした次世代の王が言ったわけだ。
「私利私欲で国を治めることなどできぬ。貴様は追うに非ず」と。

こうして革命は終わりを告げる。

長きにわたる圧政から人々は喜びの宴を夜通し開いた。
睡魔にも負けず士喜びを分かち合うために黒魔道士の創った睡魔を退ける飲料を飲んだというわけだ。

名付けて珈琲。

ありがとう黒魔導士!


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