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【Galaxy Tab S8+】をタブレットとして 1週間使用してみた感想

4月22〜24日から6月30日に到着予定が延び、
その後5月上旬に早まったGalaxy Tab S8+がGW中に届いた。
届いたその日に保護フィルムを貼り、初期設定を終え
専用キーボードのプレゼントキャンペーンにエントリー。
翌日から連休の時間を活かして使い倒してみた。
但し専用キーボードは無いのであくまでタブレットとして使用。
1週間ほど使ってみたら、色々と分かったことがある。

<Good>

  • 大きいは正義

  • 薄くて軽いは正義

  • Sペンが書きやすい

まずは画面が適度に大きいこと。
12インチは今までMacBookで馴染んでいたサイズだが、
タブレットとして使うと全く違うサイズに感じる。
PCに比べて目に近い位置で使うからだと思うが、とても大きく感じる。
手書きメモなどSペンを使う際は得に便利。

その次に見た目で大きく違うのが厚さ。
近いサイズのiPadよりも0.7mmほど薄い。
1mmにも満たない差だが机に置いても明らかに分かるし、
持ってみると全く違う。
薄い方が持ちやすく、鞄などに出し入れする際も便利だ。

そして軽さにも驚く。
iPadの方が画面サイズが大きいので当然かもしれないが、
12.9インチのiPadよりも100g以上も軽い。
この差は厚さ以上に大きい。
使い方にもよるがタブレットは基本、持ち運びを前提としたデバイス。
薄さや軽さは外せない要素だろう。

また、ApplePencilと比べてSペンの書き心地は
個人的にはこちらが好み。
Apple Pencilよりも軽くて持ちやすくて疲れにくい。
ペン先にカーソルがでるのもGood。

<Bad>

  • OSがスマホと同じ

  • タブレット用のアプリが少ない(最適化されていない)

  • 無駄な独自機能が多い

サムスンの問題ではないのだが、
OSがスマホと同じため、タブレットに最適化されていない。
予測変換の表示位置が文字入力の位置と離れていたり、

これもサムスンの問題ではないのだが、iOS版しかないアプリが結構ある。特にクリエイティブ系に多い。
例えば、MacやiPadで常用しているアフィニティフォトや
アフィニティデザインは、Android版ではリリースされていない。
ノートアプリの定番、GoodNotes5もAndroidにはない。
標準でインストールされているクリップスタジオは、
無料で使えるのが半年以内という制限付き。
スマホ同様に縦位置でしか表示できないなど、
タブレットに最適化されていないアプリが結構ある。

また、この端末に限らずGalaxyシリーズには
サムスン独自の機能が多々搭載されている。
されているのは良いのだが、そのほとんどが使いにくく
むしろ無い方が良いものもけっこう多い。
例えばBixby。
一言でいうとサムスン独自のAIみたいなものだが、正直、必要性はまったく無い。
スマホだと専用のボタンも用意されているくらいサムスンが注力しているが、
使ったことは一度もない。

〈感想〉

ディスプレイやスピーカーなど、製品としての完成度は非常に高いと思う。
ただ、iPadと比べると、使いやすさや利便性で不満を感じる。
その理由はやはり、OSやアプリが弱いことだろう。
iPadの魅力は、タブレットに最適化したiPad OSと
豊富なiPad用アプリによるところが大きい。

少し前にGoogleが発表した次期製品の中に、pixel tabletがあった。
これを機に、Androidもタブレット用にどんどん最適化されていくのだろうが、
まだまだ時間はかかりそう。
スマホがGalaxyだったり、Android端末をメインで使っている人以外は、
現時点では無理をしてAndroidタブレットを使う必要は無いかもしれない。

とは言え、初めての12インチタブレットでもあるので、
しばらくはガッツリ使い倒してみて、
iPadと棲み分けができそうなら両立も良いかもしれない。

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