梅干しを携えて...
静岡から、わたしが勝手に姉と慕っている姉妹が訪ねてきてくれた。上の姉は梅干しを携えて。下の姉は英語レッスンを携えて.…。
わたしの大好きなものと今学びたいことを姉妹で叶えようとはるばる400kmを移動してきてくれるその氣持ちが有難くて嬉しくて。
わたしは長女だから、守る立場ではあっても守られたという感覚はなかった。50歳を超えて、今ようやく、好意に甘えるということを受け入れられるようになった。
ネバナラヌ・コウアルベキダという見えない呪縛にがんじがらめだった若いころ。辛かっただろう若い頃の自分。
あれはきっと、月星座天秤が効いたこの世的事象だと思う。
姉たちと娘と4人でたわいもない話をしながらの夕食はとても幸せで愉しい時間だった。しぞーか弁(親しみを込めて)と関西弁奈良弁の違いを考察するアホな時間もお腹を抱えて笑えた素晴らしい癒し時間だった。
あと2日でわたしは生まれてから51年目に入る。
生まれてきてよかった。産んでくれてありがとう。生み出そうと計らって下さった神に感謝を捧ぐ。そして宇宙がこの季節を選びわたしをこの地球に送り出してくれたことに深い感謝を覚える。
皐月。緑滴る美しい季節。
姉たちが帰ったあと、梅干しを口に。
酸っぱくて元氣が出た。
わたしの愛のストーリーには何故かいつも梅干しが添えられている..…うふふ。