【中国語学習の裏技1】まずはローマ字で読んでみよう/LとR
今のあなたのローマ字の知識で、このアルファベットを読んでください」と言われて、読み上げてもおそらく通じるであろうものを「赤色」でピンイン表から消し込んでみた。(画像をクリックで拡大)
そのまま読み上げるだけで、半分近くが読める。
逆にそのままで読まないものをそれぞれピックアップすると・・・
①「L(エル)」と「R(アール)」
②x,zh,sh,chという子音
③eが単独で存在するもの/Üという母音
④ngが入るもの
⑤その他(特殊パターン)
①~④を覚えるだけで95%は読めるようになります!ということです。
つまり、中国語ピンインはローマ字に4つのルールを覚えるだけでほとんど読めるということになります。
今回は「L]と「R]の発音だけ触れたいと思います。
裏技① 「L」 と 「R」を発音しよう!
よく英語でも言われる日本人は「L」と「R」の発音ができない!ってやつですね。
日本人は中国語で「Ri Ben Ren(リーベンレン)」なので、バッチリと発音し分けたいですね。
<L>を発音する裏技=英語のLと同じ
めちゃくちゃシンプルです。英語と同じく舌を前方に出し、前歯の裏側につけて発音するアレです。英語の<L>と同じです。
<R>を発音する裏技=〇〇を噛みしめる!
実はこちらの発音の方がやっかいです。
英語の発音だと舌を巻いて発音すれば<R>みたいになっていますが、中国語では少し異なります。中国語の教科書で「R」は「そり舌音」と呼ばれてまして、決して「巻き舌音」ではありません。どうやら発音の仕方が異なるようです。舌を巻かずに、そらせる・・・どうやればいいのでしょうか?
この「そり舌音」は「そり舌」という名前に惑わされなければ簡単に発音できる方法があります。
奥歯をかみしめればいいのです。
奥歯をかみしめ、舌が軽く口の天井に触るように発音すればいいのです。
中国語のRは奥歯を噛みしめるため、「Ri」の発音は「る」と「ず」の間のような音になります。
奥歯を噛みしめる都合上、口を開くと「Ra」と「Ro」が似た音になるからか中国語では「Ra」という発音が存在しません。
さて、次号では日本語になじみのないx,zh,sh,chという子音を扱います。
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