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2年間で【TOEIC280→770】になりました。

はい、このタイトルは相当な釣りが入っています。

嘘ではありませんが、僕がこんなけ短期間でスコア上げたのは外国語のスコアを間違えた会社が僕をアメリカ支社なんかに送りやがったからです。

というわけで、実際は業務上毎日英語に触れていたからというのもありますが、だからこそ見出した勉強法と会話術をシェアしようと思います。

錆びついた英語エンジンを動かす

【英検3級のやり直し】基本的なルールのおさらい

出国半年前に10年ぶりにTOEICを受けました。この時は海外行くことは決まっていなかったので偶然です。当時は、リスニングもほぼわからず280点だったんですよね。

さて、私は昔から人に習うのが苦手でして、高校受験・大学受験・中国語検定準2級ー全て独学でやってきました。

ずっと逃げてきた英語に向き合うべく、最初にやったのは「中高英語のやり直し」です。だいたい英検3級までやっとけば、超基本的な英語の仕組み・文法・構文を把握できるので満点出るまで1個の問題集をやりました。

ここで重要なのは構文です。finish のあとは-ingだっけ?to doだっけ?みたいな細かいのは無尽蔵にあるので、 that節とか、完了形、助動詞は何?みたいなものを理解できればクリアと設定しました。


英語漬けの日々の過ごし方

①【会話】、②【単語力】、③【リスニング】の3つに分けてお話しします。

①【会話】とりあえず喋る。ルーティン構文(=口癖)を増やす。まとめの達人。会話泥棒。

〇とりあえず喋る

とりあえず、赴任当時は全然喋れませんでした。それでも、会社は会議があるし、やる仕事はある。最初はビシっ!としゃべってやろうと思ってましたが、1日崩れ去りました。

とりあえず、文法、構文は捨てて、自分に会話のバトンが渡ったら3秒以内に何か言うというのを徹底しました。すぐに出なければ「Let me see...」などを挟み、しどろもどろにしゃべっていました。とりあえず、「喋らないと、喋れない」の精神で時には1から言い直してしゃべるようにしました。

〇会話泥棒

自分の中で気を付けたのは、日常でよく見かけたり、聞く言い回しは徹底的にパクるということです。

例えば、相手の理解を求めるときは「Do you understand?」ってあまり聞かないんですよね。日常会話でよく聞くのは「You know what I mean?(ユノワナミン?)」なんですよ。ほかの例だと、「It's supposed to be ~(~の筈だ)」とかはよく聞きますね。「例の発注数量決まった?」とか聞いたときに、「That order was supposed to be issue(その発注書切られてるはずだよ!」なんて感じで聞きます。

こういったものを普段触れている人、本、映画などから盗むと自分の言い回しが増えていきます。

〇ルーティン構文(口癖)

英語で「この書類を送ってくれない?」と言ってください、と言われたらあなたは何て言いますか?

「Could you send this document?」「Can you post this document? 」「I would like you to send this paper out?」たぶん、正誤含めていろいろ返ってくると思うんですよね。ただ、自分で思い浮かばない言い回しでも、ざっくり意味はわかると思うんですよ。言語はインプットよりもアウトプットの方が圧倒的に難しいので、アウトプットはルーティン化してしまいましょう。

お願いするときは「Could you ~」で頼む等、同じような内容は全てこの言い回しをするなどルーティン構文を持つことで会話がスムーズになります。言い回しのバリエーションはもっと流ちょうになってからでいいです。同じような言い回しは覚えずに、状況に応じたルーティンでしゃべりましょう。

〇まとめの達人

ネイティブの英語話者も含めて、会話の内容は全ての単語を一語一語を正しく聞いているわけではありません。それは我々の日本語の会話でも同じです。会話を成立させるためには、話を大まかに理解し、一部を脳内で補いながら会話する能力が必要です。(これを多読力といいます)

それでお勧めなのが、会話の要所で一旦今までの流れをまとめる癖をつけるといいです。このルーティン構文は「Did you mean~(ってこと?)」です。

「Did you mean you are going to visit your mother never seen!?(会ったことない母親に会いに行こうとしてる、ってこと?)」みたいな感じですかね。これをすることで会話の齟齬が減ります!

また、会議では常にRecap(まとめ)を作成し、会議参加者全員に送っていました。これにより、自分の聞き間違いにより会社に損失を与えることを防いでいましたし、自分がどれだけ全体像を理解できたかの把握にもつながりました。

②【単語】マイ単語帳/例文で覚える

語彙量の増やし方についてですがポイントは多くありません。覚えるしかないからです。

これは上の「会話泥棒」と同じなのですが、日常で調べた単語を普段仕事や授業で使っているノートのうしろに書き出し、マイ辞書を作ることです。これのポイントは「手書き」で「英単語」と「例文」で書き出すということです。

「手書き」なのはスペルをリズムで覚えるためです。ビジネスって「business」だっけ?「bussines」だっけ?というようにならぬよう、スペルをリズムで覚えるためです。

「英単語」にを必ず例文をつけるのはマストです。「ask」の意味を「訊ねる」と知っていても、構文をしらない人が多いからです。文章で覚えると、その単語と一緒に使われ文字も覚えられるため、生きた英語になります。

マイ単語帳にaskを書くなら「ask:I asked help from him in learning the software」と書きます。

この単語帳を1週間ごとに読み、全て覚えているかのチェックをすると定着していきます。

【リスニング】趣味のものを聞き流す。

とりあえず、ひたすら聴いて何を言っているか推測する癖をつけるしかありません。歩きながらなどであれば、話している内容をおおまかに把握する程度でOKですし、集中して聴ける時間があるのであれば、単語を一字一句頭で文字化するぐらいの集中力で聴くのもいいでしょう。

私はアメリカ人の配信している「Twitch」のゲーム実況をかけっぱなしすることが多かったです。専門的なゲーム用語はある程度頭に入っているので、言い回しに集中して勉強できたからです。

最近はゲームをしなくなったので「Podcast」の「台本無し英会話レッスン」のネイト先生オンリーの会をヘビロテで聴いて、単語レベルで聞き取ることを目標に聴いています。

【おまけ:日本ではどうすればいいの?】

さて、私は2年間でTOEICのスコアを伸ばせましたが、それはアメリカ在住という圧倒的アドバンテージがありました。しかし、ただ生活していたから伸びたのではなく、必要に迫られて勉強したってのが理由です。

国内から出れない皆様へ私のお勧めは・・・

観光客の道案内(≒ナンパ)で、外国の人と話チャンスを増やし、移動中やジムにいるときはひたすら英会話を聴いています。※Podcastの台本無し英会話レッスンとバイリンガルニュースは本当にオススメ!

皆さんもぜひ試してみてください!


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