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Lekchaは使いよう【第5章動画教材の販売】

動画教材を作ることができたとします。
Udemyは価格に制約があったり、セールでしか売れない。
もっと自由に自分の動画教材を売りたい、という方にはLekchaは悪くない選択肢でしょう。

Lekchaは専門店型動画講座サービス

Lekchaというサービスは、動画講座サービスをショッピングモール型と専門店型に分けるなら、専門店型のサービスです。
自分オリジナルの動画スクールを作ることができるサービスなのです。

つまり動画講座を一覧できるポータルサイト性はありません。
ですから集客はすべて自分でしないといけない。
このことは覚えておいてください。

Lekchaでは、講座ごとにセクション・レッスンと構造化されている。

Lekchaに講師登録すると、アカウントごとにスクールが作られます。
そのスクールには複数の講座を作成することができます。
この講座が、動画販売の単位です。
講座ごとに価格をつけることができます。

Lekchaでは、動画をセクションレッスン(Udemyでは最小単位の動画をレクチャーと呼ぶのに対し、Lekchaではレッスンと呼んでいます)に分けたスタイルでストリーミングすることができます。

また講座ごとにホームページを作成することができます。
この講座ページに関しては、構成やデザインはほぼ固定されているため、画像と文章を用意するだけで比較的簡単に作成できます。


Lekchaの料金関係

現在Lekchaにはふたつの料金プランが用意されています。(2022年12月現在)

Lekchaの料金プランはふたつ

フリープランは、初期費用、月額固定費とも無料なので、大変手が出しやすいプランです。
動画講座が売れるまで一切お金を払わずに使えるのは嬉しいところです。
そのいっぽうで、決済手数料として15%とられるのはマージン率としては高めだと感じます。

その上位にあたるベーシックプランは、月額5000円弱の固定費がかかりますが決済手数料が5%に下がります。
「月々の売り上げが約5万円以上の方におすすめ」と書かれているように、ある程度安定して売り上げている方でないとベーシックプランに移行はできないでしょう。

Lekchaのプロモーション関係

Lekchaじたいには集客力がないので、講師自身が集客しなければなりません。
そのためには、セールや割引を行える機能は必要です。
Lekchaにはそういう機能が豊富に用意されています。

Lekchaではセールも割引クーポンも使える

一斉割引キャンペーンは、期間を決めてその期間中は講座価格を割引にするものです。
割引人数も設定できるので「先着○名様のみ割引」というセールも作れます。

クーポン機能は割引額(率)を自由に設定できるので、無料クーポンにも割引クーポンにもなります。
クーポン機能はUdemyと同じようにリンク化ができるので、登録してもらいたい人にURLリンクを送ればいい、というのが優れているところです。
※これは私も要望しました。URLとコードを送るスタイルだと、離脱率が高いと思われるので、この機能が実装されたことには感謝です。

Lekchaを使うメリット

Vimeoなどのサービスを使うのに比べて、Lekchaは初期費用・月額固定費なしで動画講座をホストすることができる、というのが魅力です。

Lekcha上の動画講座を受講するためにはメールアドレスを登録する必要があります。
この時に「講師からの情報提供」の応否を確認してくれるのが嬉しいところです。

講師は受講生のメールアドレスを操作画面から見ることができます。
また登録されたメールアドレスをCSVファイルの形でダウンロードすることもできます。

つまり、Lekchaはリスト取りツールとしても使うことができるのです。

無料あるいは超安価な動画講座を作り、SNS集客などで登録を促す。
クーポンリンクを貼り込むことでそれが実現できます。

大勢に登録してもらえるとメールアドレスのリストが蓄積されていきます。
それに対してメルマガ、ステップメールなどの手段で、バックエンドへの誘導を行うことができるわけです。

ただし、受講生に対してメールを送ったりする機能はLekchaには実装されていません。
メルマガスタンドなどの別のサービスを使う必要があるのが、現状物足りない点です。

Lekchaの使いこなし

Lekchaの無料クーポン機能を使えば、Lekcha上の動画講座を特典として使うことができます。

いちおう定価をつけておき、「通常○千円の動画講座を今回限り無料で提供します」という言い方ができるのです。

オンライン講座の受講特典、LINE公式アカウントへの登録特典、広告などの特典としても利用できます。

いっぽうで、Lekcha上の動画講座の無料クーポンを、別途お金を支払った方へ送って視聴させている方もおられるという話しを聞いたことがあります。

Lekchaのフリープランの15%という高い決済手数料を嫌ってのことだと思います。

しかしこういう使いかたばかりだと、Lekchaは無料でサービスだけ提供することになります。
いずれLekcha側もフリープランのクーポン発行数を制限するなどの対策に出てくるのではないか、と思われます。

Lekchaの操作動画

Lekchaの操作画面をキャプチャした動画を作りました。
登録するところから、講座の作りかたまで約12分にまとめています。

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