2019スコットランド&スペイン66日間ひとり旅!第一章 7和
第7和
〜ライオンズゲートが開いた日〜
夏真っ盛り!
8/8はライオンズゲートが開く日で、エネルギーもピークに達してた!
お天気もピーカンでめっちゃ気持ちええ〜
いつものようにインバーケイシングからバスに揺られて、フォース橋からの眺めを楽しみながら出勤。
カフェでカプチーノを飲んで一息した後、
バスキングできそうな場所を探しに!
その日は朝からノリノリやったので、一番
人通りの多いメインストリートのプリンシズ・
ストリートでやることにした。
少しドキドキしながら機材の準備して、
いざバスキング開始!
がしかし、
音が人に吸われて全然音が抜けへん。
これはバイブスで行くしかない!
無我夢中で演奏しまくった。
目まぐるしく人が行き交うカオスの中でも、笑顔で声かけてくれる人や、チップ入れてくれる人もいてほんまにありがたいなと思う。
そして、演奏にも力が入ってくるくる〜
ちょっと話が脱線するねんけど、
僕の音楽の原点はストーリートやねん。
はじめてストリートしたんは高校くらいの時やったかな?
フォークギターで尾崎豊のコピーして歌ったり。
ほとんど誰も聴いてくれへんかったけど、なんかワクワクしたのを覚えてる。
自己満の世界やけど。
その後、高校卒業してから高校の時にヘビメタのバンド一緒にやってたベースのおっくんが声をかけてくれて一緒にバンドやる事になった。
僕がギターでおっくんがベースやってんけど、その頃おっくんがトランペット初めたばかりで家に遊びに行ったら、ジャズのレコード聴かせてくれたり。
初期のスカパラの映像を見せてくれたりした。
一緒にジャズ喫茶とかもいったな〜
田舎もんのヘビメタか歌謡曲しか知らんかった僕にとって、JAZZとかSKAはめっちゃ
新鮮ですぐにハートをぶち抜かれたな〜。
なんか管楽器ってゴールドでキラキラしてて
めっちゃカッコええや〜〜ん!モテそう!
俺もやる〜ってなったんやけど、どの楽器が
サックスでトロンボーンとかも分からんレベルやった。
結局サックスにする事にしてんけど、サックスの中でも種類がいろいろあるからどないしよってなった。
う〜〜ん....
直感でテナー!
テナーサックスをやる事に決めた!
その後に幼なじみのスミも誘い、トロンボーンをやることになった。
そんな流れであれよあれよとメンバーがすぐに集まり10人くらいのホーンセクションのビックバドが結成された!
そのバンドがhot hip trampoline shool
このバンドの原点もストリート!
まだホーン隊がトランペット、トロンボーン、テナーサックス、3人の時から梅田の商店街とかでストーリートやってた。
若いって凄いな、
ドレミファソラシドもままならへんのにいきなりストリートやってたからな。
ある日ストリートやってたら、酔っ払いのオッチャンが"なんちゃら吹いてくれや"って絡んできた。その曲知らんし出来へんかったから、
そん時できる曲をやることにした。
ミッキーマウスのマーチと六甲おろしやったかな?
よくやったわ、
せやけど1000円入れてくれてんな!!!
そこで俺たちイケるやんってなったから
これまた凄いわ!
根拠のない自信と勢いってほんまに大切!
体験者が語ります。
その後、初めてのワンマンライブで100人越えしてライブハウスの記録を塗り替え、
一年後くらいには心斎橋のクラブクワトロでワンマンライブして、
2年後くらいにはメジャーデビューして、
スカパラの冷牟田さんのプロデュースでCDをだしてたからな!
漫画みたいな話やけど、管楽器ど素人が2年でメジャーデビューやで。
せやけど1ミリの疑いもなくオレたちイケてると思ってたからな。
やっぱり根拠のない自信は大切!
練習するんが嫌いやったから、毎晩のように集まってはずーっと夢をばっかり語ってたな。
1年後にはニューヨークでレコーディングしよ!とか。
でも言葉にするってほんまにパワフルやねんな。
夢みるのはただやし、
大きく持った方がええなと僕は思う。
まぁ人それぞれやけど。
めっちゃ話がそれましたが、
ストリートやってると必ず絡んでくる人がいる!
大体が酔っ払いのオッチャンやけどな。
せやけど絶対って言うほどこのオッチャンが、その場を盛り上げてくれるねんな!
ありがたい事にエディンバラでもバスキング中よく絡まれましたわ。
まぁ大体はオッチャン。
お陰様で8/8のライオンズゲートの日も
2ラウンドして
白熱したエキサイティングな1日になりました!
いつだってオーディエンスの人達がいるから
こそ成り立ってるもんな。
またまたステキな出愛に
感謝感謝でございまEARTH^^
旅は続く
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