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洗濯機の紙屑たちから思うこと

先日、洗濯機の中が紙屑だらけで大変なことになりました。原因は、吊り下げるタイプの芳香剤。もう効果がなくなったからと、車から持ち出すときにズボンのポッケに入れたまま、忘れていた模様。



わたしと夫、さては娘氏!?
犯人は誰だと思いますか?







わたしだよっっ!!笑




実は、紙屑だらけになった洗濯機も見ていません。先に起きた夫が、全て片付けてくれていました。しかも怒らず「ポケットの中確認ね〜」という注意喚起だけ。神か。神なのか。紙だけに。面白くない。

逆の立場だったらかなりブチ切れていたであろうわたし。夫の器の大きさを見習わなければと、改めて思いました。ありがとうありがとう。

しかし、これまで生きてきて、ポケットの中に何かを入れたまま洗濯カゴに入れる、というようなことはなかったような気がするのだけど。そういうことをやらかしてしまうのは、夫の方だと勝手に思い込んでおりました。洗濯済みのズボンのポッケから、ハンカチが出てきたことがあるので。結果はわたしでした。ごめんなさい。 


ちょっと話が飛ぶのですが、勝手な思い込みで思い出した、ACジャパンのCM。育児をしている人の声、仕事をしている人の声、「パイロットになりたい」「ピンクが良い」など、いろんな場面での台詞が吹き出しになっていて、男性、女性、どちらの声で聞こえてきたか?と、問いかけられるもの。


このCMを初めてみたとき、あぁ、そういえばと、学生時代のことを思い出したんですよ。


少人数授業のときに、このCMと同じような問いについて考える時間があったのですが、わたしはその意図が分かっていなくて、趣旨とずれたことを書いていたんですね。1人ずつ発表していくことになり、みんなの意見を聞いて、なるほど納得。そういうことね…!と。わたしの順番が最初じゃなくて良かった。「すいません。ちょっと勘違いしていたみたいです」と、その場を切り抜けました。

そういう考えに鈍感だったからなのか、それとも想像力や読解力がなかったからなのか。う〜ん、後者かなぁ……(苦笑)


思い返せばわたしの母は、「女の子だから」「お姉ちゃんだから」という言葉をほとんど言わない人だったなぁと。だからその課題で問われていることにピンとこなかったのでしょうか。いや、それでも世間知らず過ぎますよね。ぼうっとしていたことにします(笑)

こういう無意識の偏見や思い込みって、すごく厄介な気がします。わたしも自分の娘の価値観を狭めないように、言葉にはちょっと気を付けないとなぁと思いました。

なんだか話がそれてしまいましたが(わたしはいつもそれがち)、自分はやるはずがないと思い込んでいることでも、ふいにやらかしてしまうこともあるのです。あんまり自分を信じ過ぎないように、慎重に。でも、思い込みで自分の可能性まで狭めないように、大切に。

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