初投稿 現場監督(休職中)の読書記録

はじめまして。読書好きの40歳現場監督です。小説、ビジネス、実用書、専門書(土木)など好き放題に読んでいます。せっかくですので、自分のために読書記録をつづることにしました。
読んだけど…内容思い出せない…そんな状況から一歩でも進みたい。
アウトプットが記憶の定着にも良いそうなので新しい取り組みとしてはじめます。
①文章力を身につけたい。
②読書の記憶を定着させたい
③SNSで人とつながってみたい

↑のような理由ではじめます。

では早速 今日読んだ一冊

本日の書籍 

「読んだら忘れない読書術」 樺沢 紫苑

目的

読んだ本を知識として定着させたいから
 わたしが本を読むようになったのは大学生からです。きっかけは新聞の記事。作家の重松清氏の学生時代を振り返る記事で、氏が奨学金で本を買い、その経験が今の自分を作っているといった内容でした。素直にその日に奨学金で重松氏の「ビタミンF」を購入。本って面白い!と思いました。その後、本屋が好きになり、図書館が居心地の良い場所になりました。
しかし、せっかく読んでもあまり記憶に残っておらず、ただただ読んだだけの状態に、モヤモヤしたものを感じていました。本を買って読むだけでは満足できない。この機会に読書の技法を自分なりに形あるものにしたいと思ったためです。


学びの要約

・覚えていない読書は「知識」として定着していない

覚えていない、つまり「記憶」に残っていないということは、それは「知識」としてあなたの中に定着していないということ。もっといってしまえば、その読書は何の役にも立っていない、ということと同じなのです。

うすうす気が付いていたことです。
 

・文章力をつけたければ本を読む

 現代アメリカを代表する作家であるスティーヴン・キング。彼は自らの小説作法についてまとめた「書くことについて」の中で次のように述べています。

作家になりたいのなら、絶対にしなければならないことがふたつある。たくさん読み、たくさん書くことだ。私の知る限り、その代わりになるものはないし、近道もない。

文章を上達させるには、たくさん読んで、たくさん書くしかないと言い切っています。読むで終わらせないためにも、私にとって書くという行為を続けていきたいです。

・本を読むことはストレス解消になる。

不安というのは、脳の「扁桃体」という部分と関連していることが脳科学の研究でわかっています。「偏桃体の興奮」=「不安」という図式です。
うつ病とは、ストレスに長期にわたってさらされたために「偏桃体の興奮」のスイッチが持続的にオンになってもどらなくなってしまった状態だと考えられます。ですから、うつ病の患者さんは、常に不安で、何にでもわるいほうに考えてしましがちです。

本を読むことは悩みの解決になる。悩みごとがあると人は視野狭窄になる、とも書かれています。わたしも思い当たる節があります。まさに今がその状態です。峠は越えましたが。本に書かれている情報を実践することで軽減します。

・人間の能力は、脳を鍛えることによって一生伸ばし続けることができる。

IQを左右する要因は遺伝。次に読書量です。頭がいいのは生まれつき…は言い訳ですね。また、「共感力」も読書で身に付きます。特に小説がいいいそうです。わたしが好きな小説家は吉村昭氏です。氏の史実に基づいた小説が大好きです。とくに「漂流」は最も感情移入した作品です。

結果として、本を読むと頭が良くなる。

読書の最終目的は自己成長

読書の最終的な目的は何でしょう?
「仕事力のアップ」「頭がよくなること」「収入アップや社会的成功」など、読書によって得られるものをいろいろと説明してきましたが、一言でいうと「自己成長」です。
 心理カウンセリングは、クライアント(来談者)の「自己成長」と「行動の変化」を目的としています。治療者が、クライアントの話をじっくりと聞くと、クライアントは満足し、喜びます。しかし、クライアントの「行動」が変わらなければ、現実は変わらない。昨日と同じことを繰り返すだけです。
「行動」という外界に対するアクションを変えない限り、内面的な変化だけで、現実は変わりません。
本を読んでも、その内容を実行しない人がほとんど。本を読んだだけで満足してしまう、という人が多いのです。「知的好奇心を満たす」というのも目的の一つではありますが、それが最終ゴールになっては、100冊読んでも、現実は全く変わらないということになってしまいます。

わたしが、これまで感じていたことがスッキリと言語化されています。

「読んだら忘れない読書」を身につけて、自己成長を加速させ、あなたの現実を変えていただくのが、本書の目的です。

・楽しむ読書

本を読む理由は楽しいから。

ただ楽しみながら読むだけで、記憶にも残り、学びも大きく、自己成長につながる。「自己成長」を目的にしないほうが、結果として猛烈な自己成長につながるのです。

楽しいから読む。この姿勢は続けていきます。もっともっと楽しく読書をしたいです。

・マーカー読書術

「自己成長につながる気づき」や「自己成長に役立ちそうな言葉」があれば、ドンドン、ラインを引いていく。

・睡眠の力を借りて脳に焼き付ける

眠る前に考え事をすると朝になると解決方法がひらめく。
逆に言えば解決方法がないことは、考えないほうがいいです。人間関係や一方的な要望に対して受けたストレスは考えないのが一番ですね。
己に有益な情報をインプットしてから眠るようにします。
「追想法」を活用する。

・著者に会いに行って勉強する

コミュニケーションには「言語的コミュニケーション」と「非言語的コミュニケーション」があります。表情、視線、眼差し、姿勢、雰囲気、動作などはすべて非言語的コミュニケーションに含まれます。
 仮に、その人と言葉を交わさずとも、その人の前にいるだけで、非言語的な多くのメッセージを受け取ることができるのです。言葉にはならない。言葉を超えた理解。心と心の対話…。直接会うことで、そうした非言語的対話が可能になるのです。

尊敬する人に会うだけで、「モデリング」効果が発揮される。尊敬する人をコピーしてしまうこともいいですね。

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