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ネットワークの遅延を考慮したSR-Policyとは?

ネットワークの遅延は5Gで求められるスライスネットワーク等で実現したいコネクテッドカーや遠隔治療等では今後対処が必ず必要となります。
では、今すぐに対処したい要件はあるのでしょうか?

実はネットワークの遅延をなくしたい要望はあります。

例えばキャリアサービスではSLAで遅延を保証している場合があります。
SLAで規定した遅延を超えた場合は、ユーザ側へ返金処理等を約束する厳しい条件となっています。

ネットワークの遅延は、トラフィックの断では無いのでパフォーマンス監視を常時実施していないと気づけません。
気付いたとしても、遅延を元にトラフィックの経路を切り替えるのは困難です。

そんな時に思い出して欲しいのが、delay metricを考慮したSR-Policyです。


1.SR-Policyのパス計算に利用可能なmetric

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