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Segment Routing

このマガジンは主にSegment Routingについて書いています。 Segment Routingがよく分からんけど仕事で使うという人や、研究で必要だという人向達に向けて記…
このマガジンがお得な理由 ・過去のSegment Routingに関する有料記事をすべて公開!(…
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2019年11月の記事一覧

SRのmicroloop avoidanceとは?

Segment RoutingはTI-LFAを用いて障害時に高速な切り替えが可能です。 しかしながら、ルーティ…

KATSU
4年前
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ラベルの使い方、変えました

ラベルの使い方って何の話と思うと思いますが、MPLSとSRではラベルの使い方を変えています。 …

KATSU
4年前
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SR-Policyのパス計算処理(SRLGとは?)

SR-Policyのパス計算にはConstraintsで制約をかけてパスの自動計算制御ができることを前回説明…

KATSU
4年前
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SR-PolicyのConstraintsパス計算?

どうも、KATSUです。 今日は、SR-Policyの制約パス条件についての話です。 制約パス条件ってな…

KATSU
4年前
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SR-PolicyのCandidate Path?パスの計算とは?

横文字というか、ローマ字が増えるとやる気がなくなるという皆様、こんにちわKATSUです。 新…

KATSU
4年前

SR-Policyで使われるBinding SIDって何?

どうも、KATSUです。 今回の記事はSR-Policyで使われるBSID(Binding SID)についてです。 Segm…

KATSU
4年前
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SR-Policyという魔物を飼い慣らすには?

SR-Policyは基本的にはTraffic Engineeringのことで、経由するルータのパスの制御を行うものでした。 Segment Routingは誤解を恐れずに言うとMPLSの後継だと以前説明しました。 当初はSegment Routingの場合もSR-TEと呼称されていて、MPLS-TEと同じような動作をしていました。 では、SR-TEからSR-Policyへどのように進化をしたのでしょうか。 1.SR-TEとSR-Policyの違い簡単に説明するとSR-TE

Segment Routing Flex-algoって何ができるの?

Segment Routingのトポロジ計算範囲は、同じOSPFのドメイン内となります。 計算時の例外処理と…

KATSU
4年前

SR-Policyの一歩先へ(Ondemand next hop(ODN))?

SR-PolicyはSegment RoutingのTraffic Engineeringというのは前回の記事で概要記載しました。 …

KATSU
4年前
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SR-Policyって何?

MPLSのパス(どのルータを通るか)はIGPの最短パス(ルータ間のコスト合計が一番小さいもの)で…

KATSU
4年前

LFAの進化(TI-LFAとFRRの関係って?)②

前回はLFAの進化として、FRRと、Remote-LFA及び、これらについてはMPLSでも実装されていた話を…

KATSU
4年前

LFAの進化(TI-LFAとFRRの関係って?)①

TI-LFAはどんなトポロジでもバックアップパスを構成する事ができるSRの特色ある機能でした。 …

KATSU
4年前

Segment Routingは障害発生時に何秒でバックアップパスへ切り替えられるの?(TI-LFA)

ネットワークの運用者が一番気になることはトラブル発生した時の影響と対処方法だと思います。…

KATSU
4年前
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SRで利用されるOSPFってこれまでと何が違うの?

SRでは、IGPを拡張して経路だけでなくラベル(SID)も配布することができるようになりました。 ここでは、IGPの中でも日本でよく使われるOSPFで、SRで利用されるOSPFとそうでないOSPFでの違いを見ていきましょう。 1. 一般的なOSPF一般的なOSPFは、以下の手順でルーティングテーブルを作成します。 ①隣接ルータのIPアドレス認識  Helloパケットによりネイバー確立 ②経路情報を交換  ネイバー確立した状態で、LSA(Link State Adver