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『黒鉄の魚影』観てきました

 毎年、コナンだけは家族揃って観に行きます。
 もう成人しなかなか行動を共にしなくなった長女も、コナンだけは一緒に観に行きます。
 話したい事はいっぱい!だけど今回もネタバレなし(予告でわかっている・原作などの範囲内)でいきます。

 予告の時点で今回のヒロインは『哀ちゃん』でした。ついにきた!組織話。そしてみんなが大好きな哀ちゃん。
 組織に哀ちゃんの正体がバレてしまったかも、というのが予告で出てましたね。そしてかなりピンチなんじゃないかと。
 哀ちゃん、見事なヒロインでした。

 蘭ちゃんは今回、予告でもチラッとながれていましたが、アクションがすごいですね。最近、特に前回の『ハロウィンの花嫁』ではあまり出番がなく、ピンチになる事もなく、ヒロインなのに!と思っていました。
 今回、メインが哀ちゃんである以上、ヒロインとしての立ち位置にはならなかったものの、見事なアクションシーンを繰り広げました。蘭ちゃん、空手の関東チャンピオンではあるけれど、それにしては強すぎなんでは……カッコいいですけどね。見応えありでした。

 最近コナンの劇場版の人気を引っ張っているのは、赤井・安室ですね。今回も2人は出てきます。
 今回の映画は古参ファンが喜ぶポイントが色々散りばめられてます。それはこの2人に限った事ではなく、何気ないところに「あ!」と思う場所があります。私も気づかなかった部分で、まだあるんじゃないかな?なんて思ったりします。

 去年の予告で流れたセリフは
「会いたかったぜ、シェリー」
 聞いた瞬間に、来たか!と思ったものです。
 このセリフは原作24巻にありますね。
 組織の一員ピスコに捕まって酒蔵に閉じ込められた哀ちゃんを逃すために、コナンくんが哀ちゃんに白乾児を飲んで一時的に元の身体に戻れる事を教えます。
 そうして元の身体に戻って酒蔵から脱出したところに、ジンから狙撃を受けます。その時のセリフが
「会いたかったぜ、シェリー」

 その後コナンくんの活躍もあり、何とか逃げる事が出来ましたが、その時にコナンくんも思ってました。
 ジンは酒蔵の暖炉前に髪の毛が一本落ちていて気づいたと言います。そんな髪の毛一本で気づく関係性って。しかも哀ちゃんの行動心理が読まれすぎている。
 2人はただ同じ組織にいただけなのか。それとも……

 余談ですが、この事件の白乾児がキッカケに哀ちゃんはAPTX4869の解毒剤になるヒントを得ますね。
 
 組織話なので、他の組織メンバーも出てきます。
 映画を一緒に観に行った旦那は原作もアニメもほとんど知りません。「人間関係が全然わからん」だそうです。最近コナンファンになった方は、少し予習していくとより楽しめるかもしれません。

 満足度としては、かなり高かったです。これは哀ちゃんファンがきっと増えます。観に行けるなら、私ももう一回観に行きたいですね。

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