我が家のクリスマス
昨日は #クリスマス でしたね。
私は今年もいつもと変わらず、普通に過ごしましたが。
そーいえば、と、私が小さかった頃のクリスマスを思い出してみると
おそらく大多数のお家とは違っていたような気がします。
我が家の家族は基本的には無宗教です。
私を含め、特に何か信仰がある人はいないと思います。
唯一、祖母だけはクリスチャンでした。
その影響もあり、小さい頃は教会に通っていました。
教会ではクリスマスの行事があるのですが、 "サンタさんが来てプレゼントを配る" とかではなく
クリスマスのミサだったし、"家族を大事に、神様に感謝して" みたいな話だったと思います。
当然、このイベントに関しては祖母が主導権を持っているので、
我が家のクリスマスといえば、祖父母両親兄妹が集合して夕食を共にする、という日でした。
プレゼントはあるか、といえば、あるにはある。のですが。
我が家の "プレゼント" と名のつく物は 図書券もしくは本の現物支給 と決まっていたため、それ以外をもらったことがありません。
クリスマスに限ったことではなく、誕生日も同じルールが適用されていました。
クリスマスの "プレゼント" は、靴下ではなく、何故か靴の中に入っている事になっていました。
大多数のお子さんがツリーの下に駆け寄ったり枕元で喜んだりする朝、私は嬉々として玄関に突進していたわけです。
クリスマスイブにだけは率先して靴を揃えて脱いでいたような記憶があります。
ちなみに、誕生日のプレゼントは枕元に置かれていました。
この違いは何だろう?
祖父母からは、誕生日を含めプレゼントをもらったことがありません。
それが両親の方針だったのでしょう。
世の クリスマス がどういうものか知ったあとも、祖父母が亡くなってからも、
クリスマスは家族と食事を摂る日、というのはずっと変わっていませんでした。
さすがに実家を出てからは夕食のためだけに帰ることはありませんけども、ね。
クリスマスシーズンになると、実家に帰りたくなるのはそのせいなんだろうなぁ。
ま、何日かすれば正月休みなんだけどさ。
ってゆーのを、しみじみと思い出していました。
そんな今年のクリスマスです。
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