オケでセクハラ受けた話

 『GSの日常』を書いてからnoteは全然更新してなかったですね、お久しぶりでございます。最近は寒暖差が激しく服装に困る日が続いておりますね🙃 X(Twitter)エアライン界隈を見てると体調不良でバタバタ倒れてシフトがぁ…っていうのを度々見かけましたが、皆様は体調いかがでしょうか?

 さて、最近私自身が体験した事を話していきたいと思います。


〜本編〜

 遡る事9月中旬。

 秋に関西地方にてオーケストラの演奏会に出演したのだが、そのリハーサルで大阪に出向いた時の事。
「初めまして、かなてぃーさんですか?」
ある団員(以下Aさん)が声をかけてきた。
「LINEのヘッダー、飛行機の写真にされてましたけど、お好きなんですか?」
「好きというか元GSです」
というまさかのオーケストラの練習に来て飛行機の会話が始まるという変わった初対面だった(笑)
 話を聞くと、オケ(オーケストラの略、以下同じように略します)のグループLINEで私のプロフィールを見て飛行機好きなのではと気になっていて絶対声掛けようと思っていたらしい。
(因みにAさんは40代というだけで詳しい年齢は教えてくれなかった)
 そして休憩中に「この後管制官になった大学の後輩に会うんだけど一緒に来る?」と誘われ即決でご一緒する事に決めた。初対面の方2人といきなりご一緒するのはなかなか気まずいかもしれないが、相手は管制官だ。空港で働いていても関わる機会がないのだ。中学生の頃、TOKYOコントロール、TOKYOエアポートという管制官を取り上げたドラマを観てからずっとこの職業は憧れだった。これを逃すと一生ないかもしれない。その一心だった。
 伊丹空港でその管制官にお会いし、帰る方面が一緒だったAさんと私は同じ新幹線で帰路についた。たった半日程で音楽と飛行機の話題で意気投合し、別の日に夜ご飯を食べに行った日もあったが事件が起こる。

 本番1週間前。この日私はリハを休んでいたのだが、Aさんは練習、練習後の飲み会にも参加していたのだが時間帯的に飲み会が終わった頃だろう。
“添い寝したい”
LINEでそう送ってきたのだ。
正直気持ち悪い。
実は、それ以前にもボイスメッセージを送ってきた事があり、中身はANAの機内でCAが業務連絡に使うアナウンス文であった。モノマネしたい気持ちは分からんでもないが、(職種違えど業界で働いてた人間に送る物じゃないだろうと個人的には思う)反応に困り結局返信しなかったことがあった。
それはさておき、いくらお酒で酔ってるとはいえ“添い寝したい”はNGではないのか?
まぁマッチングアプリとかではよくあるが(笑)、オーケストラという組織で関わっている以上そういう事は気を配る必要があると思う。

 翌朝になるのを待ち、そういう事は致しません、セクハラとみなしますよ、という感じで返信し一応謝罪は頂いたが、その後オーケストラでは挨拶はするものの話しかけてこなくなった(笑)(いや、口頭でも謝らんかい笑)

昨今、セクハラ、パワハラなどハラスメントやコンプライアンスに厳しい世の中になってきており、私自身人生で初めて働いた企業がかなりそういう事に厳しい会社であったため、その厳しい考え方が当たり前になっている。対して彼は私とは正反対のキャリアを歩んでいる上に歳も一回り位離れているのだからギャップがあって当然だ(ましてや貞操観念狂いまくってるゲイの世界、、)

 いくら管制官がいたとはいえ初対面でホイホイついて行ったし、あわよくば添い寝させてくれる(?)と思わせたかもしれないし全てが全て相手が悪いとは限らないと思う。しかしながら世代が離れた相手とのコミュニケーションは気を遣わなければならないと感じたでき事であった。

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