見出し画像

9.食の安全(塩と砂糖) その1

これから安全な食に変えたいと思っている方は、まず一番に、塩と砂糖を変えることをオススメします。 ここでは、オススメ度合を〇 と × で示してみたいと思います。

<塩> 塩は、大きく4つに分けられます。
・ 精製塩
・ 再加工塩
・ 天然塩
・ 岩塩

ただし、販売される塩にはこのような記載はありません。
判断するポイントは裏の原材料表示と、製造工程 になります。

× 精製塩
海水から、不純物を全て取り除いたものです。「塩化ナトリウム99.9%」と書いてある場合もあります。サラサラして使いやすくはありますが、ミネラルが完全に除去されてしまっているので、血圧の上昇やミネラルの欠乏を招きます。 使わない方が良いです。

△ 再加工塩
輸入した塩などに、にがりや海水などを加えたものです。お手頃価格なものが多いです。多少のミネラルは含まれていますが、元になる「輸入した塩」が精製塩なのか、天日塩なのかによって変わってきます。 精製塩:瀬戸のほんじお 天日塩:赤穂の塩、伯方の塩

〇天然塩
海水を天日干ししたり煮詰めたりして作られた塩で、ミネラルをたっぷり含んだものです。値段は高くなりますが、是非これを選ぶようにしてください。 ぬちまーす・雪塩・粟国の塩

△岩塩
岩塩は自然の中で長い時間をかけて結晶化したものです。 天然塩ではありますが、長い年月をかけて結晶化するため、ミネラルは分離してしまい、殆ど含まれていません。 岩塩は、口の中でゆっくり溶けるので、優しい塩味に感じられますが、 健康面を考えると、精製塩とあまり変わりません。 にがり にがりは、海水から塩化ナトリウム(食塩)を取った、残りの液体です 豆腐を作る時に使われますが、にがり単体でも売られています。 これを、お味噌汁に垂らしたり、醤油差しに数滴入れておくと、味がまろやかになったり、ミネラルを補充できたりします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?