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8.今、日本の水道水が危ない!

水道水が売られる❗
日本では2018年12月改正水道法が成立しました。
宮城県では水道民営化法案が可決され、2022年4月から
民営化される見通しとなりました。

世界では再公営化が進んでいる中、なぜ日本は水道を民営化するのか❓

そこについて考察してみました。
水道が民営化されることになった原因の一つは水道管の老朽化です。
日本の水道管の大部分が、耐用年数である40年を超えてしまい
水漏れ、水道管破損事故などのトラブルが報告されるようになったからです。そこで、水道管を取り換えなければいけない時期を過ぎつつあり
その為のコストは、莫大なものになります。
例えば、1Km分の水道管を変える経費は、1億円も掛かるといわれており
予算を組むだけでも、時間がかかるといわれています。
ほとんどの市区町村は国からの資金援助に助けられて運営していますが
水道化の工事が捻出しきれないのが現状です。
水道民営化について採算を度外視の公営水道と違い運営権を手に入れた
民営企業はまず料金改定を行うのです。
世界の流れは、公営化で2000年から2015年の間に37か国の都市がいちど
民営化した水道事業を再び公営に戻してます。
それは民営化して不都合が生じたからです。
そこには民間企業に運営権を持たせたことによる料金高騰、水質悪化、
サービスの低下が等の問題が次々と出てきたからです。
南アフリカは4年で140%、オーストラリアは4年で200%、フランスは
24年265%、イギリスは25年300%上昇しました。
料金が払えないないと水道は止められ、採算の取れない貧困地区の工事は
一切行われないです。
水道民営化のリスクは大きく国民にのしかかってくるのが現状です。

厚生労働省が
水質基準見直しと有機フッ素化合物の暫定基準値を新たに設定❗

国民に知らせぬまま2020年4月から水道水の農薬類の現状を大幅緩和していた。

【対象農薬リスト掲載農薬類】

カルタップ 0.3ng/L → 〇 0.08ng/L (強化)

ジクワット 0.005ng/L → ▼ 0.01ng/L (緩和)
 ⇒ジャガイモのつる枯らし除草剤
  中枢神経障害・肝機能障害など、最悪の場合死んでしまうこともある非常に危険な農薬

プロチオホス 0.004ng/L ⇒ ▼ 0.007ng/L (緩和)
 ⇒有機リン系殺虫剤

【その他の農薬類】
セトキシジム 0.4ng/L ⇒ 〇 0.2ng/L (強化)

チオシクラム 0.03ng/L ⇒ ▼ 0.05ng/L (緩和)
 ⇒稲やジャガイモの殺虫剤

ペンスルタップ 0.09ng/L ⇒ 0.06mg/L (強化)

日本の水道水の民営化と水源の喪失に警鐘を鳴らし、私たちの手に日本の
水を取り戻そう❗

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