初めて"ゲームを回す側"に立ってみて

 こんにちは、カシミヤです。結構前にエモクロアTRPG...まぁTRPGのゲームマスターをする機会がありまして、今回はそれについて話していこうかなと思います。シナリオのネタバレは含まず、あくまで自分の心境などを語ることができればいいかなと。

注意:今回はネガティブな内容が多く含まれますが、この記事は自身のキーパリングミスについて振り返りつつ(セッションは楽しかったです)、次に生かすための反省点を書き連ねるだけの記事です。同卓してくださった方々を貶めるような記事ではないのでそこのみご了承いただければ幸いです。


 俺は身内のグループで通話を良くするんですが、そのメンバーの中でTRPGを知ってるメンツが少なく。その中でも俺は「このメンバーでTRPGやってみたいなぁ」と漠然と思うだけの奴だったんですけど、やろうと思ってくれたメンバーが集まりまして。初心者3名と経験者1名、そして経験者ではあるが初GMの俺1名でシナリオを回そうとしたんですね。初心者というよりTRPG自体に馴染みが無い方ばかりなので簡単に説明会をし、キャラも作ってもらい、いよいよ楽しいTRPGの始まりだ自分もシナリオを読み込んだし部屋も頑張って作った。よしやるぞという気概で当日になり、セッションが始まりました。

 ここでゲームマスターをやっていて気づいたのは、ロールプレイについて。4分の3がロールプレイをやったことのないメンツで回すわけだから、突然「ロールプレイをしてください」なんて言われても何をすればいいのか分かる訳がない。しかも無意識にセッションの流れを『ロールプレイが円滑に進む状態』で考えていたため、どうロールプレイができるように誘導すればいいかが分からない。状況描写もヘタクソ。これはマジで考えておかなきゃいけなかったなと思いましたね。というか最初に考えておくべきことだったな、と。

 そしてもう一つ気づいた点がありました。序盤にやらかしちゃったんですけど、プレイヤーが探索を行う際にゲームマスター側から「探索をやらせてる」なぁ、と感じましたね。イベントをプレイヤーに淡々と処理させてる感じ。提案を受け入れる下地を作ったり、能動的に動けるような工夫ができてればなぁと反省。
 あとゲームマスターのエゴとして、全部のイベントを見てほしいというのが出ちゃった場面もありましたね。ネガティブな影響を受けるイベントだったんですが、そこをどう避けるかっていう分岐イベントを無理に割り込ませてしまったのが心残りですね。良いことばかり起きるのがTRPGではないのでそこはしっかりしないとな、と。多少苦難がないとドラマも生まれませんし。

 ルールの確認が不十分だった部分もありましたね。そこでもたついてゲームの進行が遅れたところがあったので、そこは読み込みの浅さが出ましたね。空いた時間を見つけてシミュレーションをするとかすればもう少しスムーズに進行できた気もする。

 大きくまとめるなら経験不足と確認不足、そして何よりもゲストであるプレイヤーへの配慮が足りなかった。経験不足は仕方ないとしても、足りないなりにもう少しやれたんじゃないかという心残りがありますね。忘れないように肝に銘じつつ次に活かします。
 正直初めてゲームをホストするという立場になってみて、足りないところがあるのは分かってましたがこんなにあったのかという気持ちでした。同時に、今まで意識してなかっただけで同卓したゲームマスターさんにこんなに助けてもらってたんだなと痛感しました。人を集めて進行をするという行為にここまで要素が詰まってたのかと。自分のゲストに対する向き合い方を叱責されたような気持ちです。
 セッションに参加してくれた方々。至らぬところも多々ありましたが、参加してくれて本当にありがとう。楽しいセッションではありましたが、心残りを残してしまったのが本当に申し訳ない。経験はこれから積んでいくけど、「文句なしに楽しいセッションでした」と言えるようにゲームマスターは続けるから、本当に良ければ見かけたら参加してくれると嬉しい。

 ネガティブな記事でしたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。気持ちを文章にすることに関する経験がある訳ではないので稚拙な文章にはなってしまいましたが、自分への戒めも兼ねて書きたいことは書けたかなと思っています。
 普段は自分の好きなものを好き勝手に紹介しています。そちらも気になった方はよければそちらもよろしくお願いします。それでは。

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