5年振りのヒトリエ
2024/06/07、HITORI-ESCAPE TOUR 2024 10-NEN-SAI@恵比寿 LIQUIDROOMに行って参りました。1ヶ月以上過ぎてnoteに書くんかい!
このnoteは自分向けの日記でライブレポと呼べる程の文を書くつもりはないので御愛嬌。ライブの話より自分の話になっちゃうかも
前回参戦したのがHITORI-ESCAPE TOUR 2019@静岡UMBERだったので約5年振り。久々に御三方を直接拝めました。
折角なのでその時の感想もちょろっと。その時はぼく自身もライブの雰囲気としてもwowakaロスが強く残っている、そんな印象を持っていた。シノダの歌声にはまだ耳が慣れていないし、ステージからは傷だらけで威嚇する獣のような、そんな鬼気迫る雰囲気を感じていた。というか彼らの悲劇的な要素を勝手に汲み取ることでぼくが前に進みたい、そんな心構えだったのだと思う。実際ライブに行くまでは正直ヒトリエをまともに聴けていなかったのだが、また聴き続けるきっかけになった。センスレス・ワンダーのイントロベースカッティングのような3人になってからのアレンジや、シノダになって強くなった声質や、もうサビでリードギターのフレーズが聴こえないことや、センターに立つ人がいないことを、生で見て噛みしめた。個人的にシノダの声で聴く劇場街が本当に新鮮で、力強くて、頼もしかった。
それからしばらくライブに行く機会が無かった。ぼくはあまりライブ参戦しないしヒトリエも地元でライブやらないので中々腰が上がらず……。申し訳ない。今回は行けて本当に良かったです。
曲、増えたな〜〜〜!!!
当然。あまり舐めるなよ。失礼すぎる。でも上記のように勝手に過去の干渉に浸ってた人間としては滅茶滅茶それが新鮮でそれだけで最高でした。でも、過去を捨てず、色々抱えながら前に進んでいて本当に眩しかった。というかシノダめっちゃ歌うめえ。すげえ。完全体って感じ。ギタリストが歌っている、ではなく完全にギターボーカルとして君臨しててひれ伏しました。そして音、良すぎ。以前聴いた箱より大きくなったのもあるんだろうけど、フロントマンのあんな激尖りな音作りがノイズレスでこんな気持ち良く耳に入るの気持ち良すぎる。軽音サークルでPA触った程度の知識じゃ訳わからん。コーラスとか同期か?なんでこんな演奏しながらこんな歌えるんじゃ。あとさくらのいつかだったかな。元々ゆーまおのドラムはBPMビッタビタの主張は強いのに我が強くないというか、さいつよバックバンドドラマーでそれがヒトリエのハイテンポで攻撃的な音楽の根幹を支えている、というイメージだったのが同期の無いバラードで溢れんばかりに感情的に叩いているように感じて、まるでドラムセットが前にせり出て3人並んで演奏しているかのような錯覚をした。ぼくはヒトリエ浅いので、きっと今までもこんなドラムを叩いていたんだろうけどへっぽこ再生環境の音源からは見えなかった力強いライブ感がギャップで、改めてやべ〜〜〜となった。当然すぎるんだけど3人とも上手すぎる。あまりにも上手え。
それと、客層が老若男女広くなったなあと思いました。マダムやキッズもいる。嬉しいね。メディア進出も増えたし、日比谷野音も控えてるし、改めてこんなカッケェバンドを好きで、聴いて、見れて良かったなあと染み染みと思いました。
俺はクソ下手だったけどサークルでコピバンをやる機会にも恵まれ、一緒にライブ参戦してくれるヒトリエ好きも近くにいて、新譜は次々生まれるし、本当にハッピーな生活です。次は日比谷で。これからもよろしくお願いしますというお気持ちを表明してキモ文章を締めさせていただきます。