風邪っぴきの弱音
すっかり風邪をひいてしまった。ここ1週間は(今の自分にしては)無理をしていたので疲れが原因だろうと思っていたことと、熱が下がっていたことから直近は出かけていたが結局今朝からぶり返してしまった。こんな日に研究室のボスに呼び出されて今後の身の振り方のお話をされそうなので踏んだり蹴ったりだ。
日頃から仲良くしている読者はご存知だろうがぼくはメンタルヘルスに支障をきたしてから2年半程経過している。投薬を続けたことでご飯を食べれるようになったし、まとまった時間寝れるようになったし、陰鬱とした頭痛や自己を否定する強迫観念も薄くなったし、好きな人達と会話してもあまり疲れないし、労働をする余裕や、趣味も楽しむ余裕もできた。スルピリドとデエビゴ、本当にありがとう。ぼくの今の幸福は薬によって成り立っている。
完治したという感覚は全く無く、楽になった症状も薬を飲み忘れるとまたチラつくし、集中力が健康な時の6割程度しか戻ってない感覚がある。研究を詰め込むことへの逃げや現実逃避とも言えるが、ゲームを何時間も続けるとか、ベースを何時間も練習するとか、本や漫画を一気読みするとか、娯楽に対す熱意にも脳がついてこれない。そもそも長文の活字は目が滑って全然頭に入ってこない。今こうやって書いた文を推敲することで、初めてまとまった文章をまともに理解している感覚すらある。前回1000字程度のnoteを書いたが、推敲する時に不思議な楽しさがあった。へとへとの限界生活を経て、楽しいと思えることのありがたみは嫌という程味わったのでこの日記はもう少し続けていきたいと思った。
そうこうしてるうちに呼び出しの時間である。可哀想なうちの教授。ご迷惑をかけます。