帰国してから1年。旅をしなくても暮らしていける
2021年3月26日。
オーストラリアのワーキングホリデイから帰国してちょうど1年が経ちました。
本当はオーストラリアから南米へ行って、そのままキューバやメキシコを観光してから帰国する予定が、コロナで中止。
ビザの有効期限も切れるし、旅はまたすぐにできるようになるだろうと思いながら帰国したのが1年前でした。
旅が生活の中心だと思っていたのに。
この1年間は海外に行きづらく、国内旅行でさえも気軽にしていいような空気感ではなく、家にこもる日々。
別に旅ができなくなったわけではないし、旅をしている人もいる。どんな状況でも、旅をするかどうかは個人の選択の自由だから。
でも、SNSで海外に行っている人・旅行をしている人を見ても「羨ましいな」とか「自分も旅がしたいな」と思わなくなったのがこの数ヶ月。
もちろん「いつかは行きたいと思うけど」、それがいまではない感覚。
旅が好きだし旅がしたいけど、旅をしなくても暮らしていけるんだな
この1年間でそんな発見をしました。
その代わりに興味があるのがエコとかサスティナブルとか。
「どうしたらゴミが減らせるんだろう?」とか「どうしたら強制労働を強いられている人たちを減らせるんだろう?」とかぼんやり考えています。
いま自分にできることは「モノを買うときに選ぶこと」「モノを大切に長く愛用すること」しかできないけど。
現状を知った以上、見て見ぬ振りはできないなと...
とはいえ旅が好き
ここからは最近のことを少しだけ。
暇すぎて勉強し始めたのが世界遺産。
もともと歴史は好きだし、観光地に行くのも好きだし、ミーハー気味なのもあって、世界遺産検定の2級に合格しました。
観光するだけではわからない物語があって、守り続けている人たちの存在があって、その上で僕らは暮らしているんだなと。
そんなことを、世界遺産を学びながら再確認できました。
あとはClubhouseで旅の話をしたり聞いたり、週1度の楽しみ『世界ふしぎ発見!』を見たり。
本を読んだり雑誌を読んだり。
本は旅エッセイが多かったり、雑誌も旅やお出かけがテーマだったり。
旅をしなくても暮らしていけるけど、無意識で旅の情報を集めているから、やっぱり旅が好きなんだろうな。
物語を大切にする旅
これからのことも少しだけ。
世界遺産をきっかけに、物語があることを再認識して、物語が好きなことも再認識しました。
そういえば、物を買うときに惹きつけられるのは「どんな想いでどのように作られたか」だったりするよなと。
誕生日に買ってもらうカバンを決めるのに半年かかったのもこれが要因。
少し面倒な性格なのは自分でも理解しているつもりだけど、こればかりは変えられないと思う。
なのに、これまでは物語や背景を全然知らずに旅をしていたのも新しい発見。
こらからは、観光地・ホテルや旅行・ご飯屋さんなどなど、物語にも意識した旅をして発信していきたいなと思っています。
あとは引きこもりすぎているので、そろそろ人に会ったりお出かけしたりしたいなと思っています。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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