スイートプラン

あどけない朝日の香り夏が明けカーテンを抜い溢れるなぎさ

コーヒーが夢の残りを飲み干してワイシャツの袖肌を撫でてく

わら帽の木陰に二人身を立てて足そよぐ波カラカラ笑う

溢れてはこぼれる夕の囁きに座りいるひと言葉を紡ぐ

眠りいるその瞬間の沖の風遠い砂浜思い出の夜

#短歌
『スイートプラン』
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