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明日をなんと呼べばいい

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三十二歳と呼ばれる男の、人生三十年目。 風見かおる
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2016年5月の記事一覧

明日への叫び声擦れねば行く人よ何を目指して何を夢見る

言い尽くし思い付くして夢を抱く繰る日が来ればまた夢を抱きゆく

明け無垢に昨夜の夢は攫われて新たな明日に若葉を紡ぐ
#短歌

もろい脆いと涙たれ聞く人もなくひと夜が終わる

夕べの前の太陽は輝きておつるすんぜの夢のゆめなり

知れば知り恋なりてならずに過ぎて深々と君を恋し止まず

雨の日に短歌を

風見office〜since 2006〜©︎H.Y

人生は落ち行く花弁の中にあり残りの花は幸せになる

光色に撫でかき揺れる若草は澄んだ渚の夢を語ろう

風見office〜since 2006〜©︎風見かおる