山上圭

ジャンルを問わず、自分が興味をもったことや、疑問に思ったことを書いています。

山上圭

ジャンルを問わず、自分が興味をもったことや、疑問に思ったことを書いています。

最近の記事

鉄の檻

※完全に自分の作り話です。  僕自身、考えることがある。  黒幕の陰謀についてである。  例えば、世界の富の82%がたった1%の富裕層に集中しているという事実を知って、その圧倒的な富の力で世界をコントロールしようとする勢力が存在するかもしれないと考えることは、リアリティのない誇大妄想なのだろうか。  頭の中に浮かんだ陰謀を偏執的に信じ、その頭の中の陰謀に必死で抵抗している人のことを世間は陰謀論者と呼んでいる。  人が何を信じ人がどう行動するかは、その人個人の自由であ

    • 雑草 GO (4)

      植物は、動物と違って骨がありません。なので、身体がふにゃふにゃにならないよう、細胞の周りを『細胞壁(さいぼうへき)』というものが取り囲み、これが身体を支えています。 この細胞壁の主な成分は、セルロースとよばれるものです。 このセルロースは、食べ物の話の上では、食物繊維ともよばれます。 セルロース(食物繊維)は、人間が栄養とするブドウ糖(グルコース)がいくつか結合してできているので、セルロースを分解しブドウ糖を取り出すことができれば、これを人間の栄養とすることができるので

      • 雑草 GO (3)

        9月後半になって雑草探しを始めたのは、時期が悪かったでしょうか。秋の雑草はこれからだと思いますが、夏の雑草がまだ生き残っているかどうか・・・。 ・・・初夏の雑草は諦めました。 植物は、その寿命によって、おおざっぱに1年と1年以上のものに分けられます。1年しか生きられないものを一年草(いちねんそう)、1年以上生きられるものを多年草(たねんそう)、といいます。 一年草は、一般的に、種から芽を出して、花を咲かせて、種を落として、枯れて、という生涯が一年内であります。種が年を越

        • 雑草 GO (2)

          『凶荒(きょうこう)』とは、農作物の出来がとても悪いこと、を意味します。その原因には、干ばつや冷害、日照不足等が挙げられます。 凶荒は、飢饉を招くことがあります。江戸時代、凶荒が大きな飢饉を招いたことが4回ありました。それらは江戸四大飢饉と呼ばれています。 江戸四大飢饉のうち、最も規模が大きかったものは1783年から数年にかけて起きた『天明の大飢饉(てんめいのだいききん)』と呼ばれるものです。 天明の大飢饉では主に東北地方で多くの死者を出し、特に青森の弘前藩では、8万人

          雑草 GO

          今年の3月頃から、歩くことを始めてみました。『ウォーキング』よりも『散歩』に近いような歩きです。 歩きやすい道、信号機や車通りの少ない道といったら、うちの周りには農道しかないのですが、ただ毎回、景色のほとんど変わらない同じ農道を歩いていると飽きてきます。 歩くことを始める以前から、稲垣栄洋さんという方の、植物に関するいろんな面白い話が書かれた本を何冊か読んでいたのですが、歩くようになってしばらく経ってから、その方の著書の中に「散歩が楽しくなる雑草手帳」という本があるのを知