見出し画像

■A.B.C-Zに感謝したい

生まれてこのかた、といえば大げさがすぎるかもしれないけれど、先月14日まで「アイドル」に関心を持ったことはほとんどなかった。

好きな音楽といえば、汗をびしゃびしゃにかいて、顔をくしゃくしゃにした余裕のない表情で歌い、弾き、語るバンド系だったり、前のめりのなって降霊術でも使っているんじゃないかってくらいの狂気を纏った裸足の歌姫にしか関心がなかった。

むしろ、小声で、今となっては公開と反省の気持ちも込めて正直に言ってしまえは、「爽やか」な笑顔を張り付けて歌って踊る「アイドル」の熱量に疑問さえ持っていた。本当に今となれば自分のそんな偏見と無知による視野の狭さが恥ずかしい。

そんな私運命の出会いを果たしたのは、恒例の土曜の夜の孤独の晩酌のときだった。『二件目どうする?』からだらだらテレビとしゃべりながらべろんべろんになって『ABChanZoo』に雪崩れ込むのが常で、そう実はしっかり沼に落ちる前から番組を観てはいたのだ。

でもなんだかぱっとしない人たちだな~とか失礼なことも思っていたし、彼らがジャニースだということも知らなかった。(ような気がする)

その運命の回、宮下草薙が司会のサウナの回だった。

宮下氏の身体が思ったよりぽよぽよしていることに軽い衝撃を受けていた、それに比べて彼らはやっぱり締まってるな~とか余裕出してたところでとんでもない衝撃に襲われた。

緑のサウナ帽子を被った戸塚祥太氏にやられた。

帽子の下も緑色で衝撃第2破を受けた。

もう放送が終わった後に『ゴットタン』そっちのけで検索しまくる。

翌日たまらずコンサートDVDを買いに行く。

最初に買ったのは『Love Battle Tour』だった。

今思えばそれもよかったのだと思う。国際フォーラムだったけか、アリーナでないコンサートホールで、彼らに集中しやすかった。なんとなく最初からからゴンドラに乗っりとかのド派手な演出だとうまく馴染めなかったような気がする。

それを見て本当に今まで私は今までとんでもない勘違いと偏見で、こんなに素晴らしいものと距離を置いていたことに気づいてしまった。今までバラエティでの彼らしか見たことがなかった私はそのギャップに鳥肌が立った。そして、とんでもなく激しいダンスを踊り、さらに歌いながらそれでいて「アイドル」の表情でパフォーマンスをする姿に震えた。ほんとに心拍数上がった。

私にとって、今まで聴いてきたバンドや歌姫が深いとこからの共感で、心を包んで温かい眠りに導いて、新しい朝に健やかに送り出してくれるものだとしたら、A.B.C-Zはその行先を照らすようなどこまでも明るい「ひかり」の存在のようだ。どちらがより優れているとかそんなスケールの話ではなく、どちらも本当に素晴らしい「希望」だと思う。

加えて、気づいたこと。

今まで王道のラブソングみたいなのは恥ずかしくて聴いてこなかったんだけど、始めて甘々のラブソングに触れたこともカルチャーショックだった。「君を守るよ」とか「君だけを」とか。打ってるだけでも顔から火が出そうな言葉がいっぱい耳に入ってきて消化しきれてないんだけど、女の子はそんな風に愛された方が幸せなんだろうなと思った。もちろん、そのために磨かなきゃいけないこともたくさんあることも承知だ。そんな予定もないんだけど、私に娘ができたとしたら、そんな甘々の歌をたくさん聴いて欲しいなとか思った。

 一目惚れからA.B.C-Zのことしか考えられない危険な時期を超えて、うまいこと恋から愛情(?)に移行することができてほっとしてる。しかし、短い間でDVDから写真集までかなりいろんなものがそろった。元来の好き避け体質もあってか、好きすぎて緊張してなかなか観れないという阿保の本末転倒現象も起きてる。(あれ、まだ愛情になりきってない?)

 最初はとっつーの美しさにやられてしまったんだけど、今となればもうなんかメンバー全員大好きになってる。早く世界の怖いこと全部過ぎ去って楽しそうに幸せそうに歌って踊って笑ってる彼らが観たい。まだまだたくさん叫びたい愛があるんだけど(とっつーの文章がとても美しいこととか!)、もう第1回目はこれにて終了!

ほんとA.B.C-Zのおかげで偏見もそぎ落ちて、大変な状況でも明るく楽しい気持ちにさせてもらってる。感謝感謝です!!

遠いところから叫びたい!!ありがとうございます!!!

さてそろそろほんとにどろんしよ。

ラブ!ピース!!!あとユーモア!!!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?