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【週報】なにもない支離滅裂;20221024

日誌

日誌を今から書こうとしても(これは日誌と銘打たれる予定のblogだ、少なくとも今のところは)、何をもって自分自身を記述できるか、俺は何を考えて生きていて、それを書くことができるか、それを考えることが困難になってしまった。

あまり記憶に残らないような一ヶ月が過ぎていた。
内容は頑張っても思い出せない。

今年の10月は何をしていたのか――仕事の内容だとか買ったものだとか――がてんで何にも浮かび上がってこない。

数週間前と一昨日や昨日がまるで同じに思える。つまり10月1日がまるで昨日のことのように思えるし、今この瞬間がふよふよとドブ池に浮かぶボウフラのように曖昧になっている、「現在」だと思えなくなっている。

日誌。

どうやら、問題意識をもって生きないと、人はすぐに生きながら死人になるようである。

でも、最近なんとか思い出せてきたのだ。

何かを作りたいという欲求が。何かを書きたいという欲求が……物語によって物事を記述したい、表現したいという欲求が。でもそれがうまくできなくて、ずっともどかしい。どうやらリハビリテーションをしなければいけないようだ。

しばらくは、こう、支離滅裂でもいいから文章とかをコンスタントに作っていく必要がある。最近の私は人間ではなくなってきてしまったから、何とかして人間性を取り戻していきたいと思う。

霞がかってどろどろした壁が、ずっと目の前で邪魔してきて、私は静かに壊れてしまったから。



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