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教科書の読み方〜分からないこととの格闘〜

受験日本史において教科書学習は基本中の基本です。一方、多くの受験生が「教科書を読んでも分からない」と悩んでいるのも事実です。だからこそ、高校や予備学校・塾の授業があるのですが、ここでは1人でできること、最低でもやってほしいことをいくつか説明しておきたいと思います。

教科書を読み進めている中で、分からないことが出てきたらどうするか。まずは、

繰り返し読む

これが基本です。私も論文や本を読んでいるとき、分からないことと出会ったら、まずもう一度読み直します。それでも分からなかったら、また読み直します。その際に、

声を出して読む

というのも効果的です。黙読は読み飛ばしてしまうことが多々ありますが、音読はそれがありません。一字一句蔑ろにしないで文章と向かい合うことは、すべての基本です。

それでも分からなければどうするか。「分からない」理由を追求してみましょう。まず、知らない単語でつまづいている場合はその単語を調べてみましょう。その際、用語集や時点で調べるのもいいのですが、まずは

その単語が前のページで使用されていないかを探してみましょう

教科書は市販の参考書よりもはるかに良くできています(個人的見解ですが)。大抵の基本単語はどこかのページで説明されています。辞典や用語集もいいのですが、まずは教科書でどのように説明されているかを確認しましょう。その際、索引を使うといいでしょう。

分からなかったら、考え、格闘する。この姿勢をもって学習にのぞんでください。健闘を祈ります。

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