マガジンのカバー画像

推薦図書

22
個人的な推薦図書をまとめています!
運営しているクリエイター

#ビジネス

ALLIANCE アライアンス―人と企業が信頼で結ばれる新しい雇用

↑の本の原著「The Alliance: Managing Talent in the Networked Age」の出版が2014年。 豊田章男会長(トヨタ自動車社長)が終身雇用の限界を述べる5年前です。早い。 昨今では、リモートワークも相まって、組織と個人の関係性はさらに変化しています。 今回は、そんな今だからこそ注目したい一冊。「ALLIANCE アライアンス―人と企業が信頼で結ばれる新しい雇用」を紹介します! 本書のテーマ本書のテーマは、組織と個人が(終身雇用

ヒトデはクモよりなぜ強い

こんにちは。クモといえば幻影旅団を思い出しちゃう、たけぶち(@k_takebuchii)です。 今回はこちら。「ヒトデはクモよりなぜ強い」を紹介します! 一見すると、生物学の本みたいですが、内容は組織モデルを「クモ」と「ヒトデ」に例えて、それぞれの特徴を比較するものです。 それでは見ていきましょう! 「クモ」と「ヒトデ」の違いとは?早速ですが、組織モデルを「クモ」と「ヒトデ」に例えるとはどういうことなのか? 結論から言うと、中央集権型組織(クモ)と権限分散型組織(ヒ

エンジニアリング組織論への招待④~学習するチームと不確実性マネジメント~

こんにちは。たけぶち(@k_takebuchii)です。 久しぶりに「エンジニアリング組織論への招待」(著:広木大地さん)について共有します!! インプットの量が多いので、章ごとに重要なポイントをまとめていきます。今回は第四章「学習するチームと不確実性マネジメント」について。 第一章、第二章、第三章はこちら。 不確実性マネジメントとは?第一章から繰り返し述べられていることですが、本書のテーマは「いかに不確実性と向き合っていくか?」です。 本書では不確実性を以下の3つに

問題やミスは起きるものだから。憎むのではなく、受け止める組織を。

手を尽くしても失敗することがある。悪気はないのにミスしてしまうことがある。ミスる→フォローでメンタル削られる→ミスる。そんな負のスパイラルに入ることもしばしば。 最近、こんな記事を読みました。 組織を問題が起きないように、失敗しないように、失敗しないことが前提として運営するのか、問題が起きるのは当たり前、失敗も付きもの、という前提で運営するのかでは、組織の在り方は大きく変わるなぁと。 もちろん職業や職種によっては、ミスや失敗が絶対に許されない仕事もあります。「失敗やミス

エンジニアリング組織論への招待③~アジャイルなチームの原理~

こんにちは。たけぶち(@k_takebuchii)です。 今日は「エンジニアリング組織論への招待」(著:広木大地さん)について共有します!! インプットの量が多いので、章ごとに重要なポイントをまとめていきます。今回は第三章「アジャイルなチームの原理」について。 第一章、第二章はこちら。 アジャイル・・・agile(鋭敏な)。本書では「チームが環境に適応して、不確実性を最も効率よく削減できている状態」を指しています。 アジャイルをするな、アジャイルになれ「agile(俊

エンジニアリング組織論への招待①~思考のリファクタリング~

こんにちは。たけぶち(@k_takebuchii)です。 今日は「エンジニアリング組織論への招待」(著:広木大地さん)について共有します!! インプットの量が多いので、章ごとにまとめていきます。今回は第一章「思考のリファクタリング」について。 リファクタリング・・・機能を変えずにプログラムコードをわかりやすく組み替えること。本書では、「思考の中で発生する無駄なプロセスを排除して、考えるときの指針をもつ」という意味合いで使われています。 1. 問題を「解決」するより重要

管理ゼロで成果はあがる ~管理をなくすことが究極のマネジメント~

こんにちは。たけぶち(@k_takebuchii)です。 今日は最近読んだ「管理ゼロで成果はあがる」(著:倉貫義人)について共有します!! そもそもソニックガーデンとは?著者の倉貫義人さんが代表取締役を務める、株式会社ソニックガーデン。 実現したい組織をつき詰めていった結果、全社員リモートワーク、物理的なオフィスの撤廃、管理のない会社経営など、従来の会社経営にとらわれない先進的な取り組みを行っています。 本書のテーマ組織として圧倒的な結果を出すこと 働く個人が圧倒的に