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『どうやったら成功出来ますか?』と聞く人が成功出来ない理由。

今日はいきなりのキラーワードです。

精神的な許容範囲が狭い人にとっては耳が痛くて、無意識に攻撃と受け取るレベルだと思います。

この言葉は僕が言っているのではなく、昨日から勉強中の著書『出稼げば大富豪』の1フレーズです。(本を読んだ今は完全に僕も同意見となっています)

この考え方は、なにか成果を出そうと考える時に重要な原理原則だと思うので、皆さんに共有したいと思います。

成功を探るのではなく、失敗しない方法を考える

今日のテーマを一言で言ってしまうと、『勝つ方法を考えるのではなく、負けない方法を追求せよ』というお話になります。

著書の中では『意識は肯定にあり、知識は否定にあり』という言葉を使われています。

本書で出てくるアニキの理論では『成功する人は、成功の方法ではなく、失敗しない方法を聞く』と仰ります。

オフェンスよりもディフェンスを徹底する事から考える、、、みたいなイメージでしょうか。

よく考えると殆どの局面で必要な考え方

『そんなもんかねぇ』で終わることもできる話なのですが、少しふかぼって考えてみて下さい。実はなんらかの成果をあげた事がある人は、この考え方を無意識に使っていた経験があるのでは無いかと思います。

ビジネスで成功するカギはミニマムな生活

例えば、ホリエモンやひろゆきさんは、時々『自分はギリギリまでビンボーになってもミニマムな生活で十分楽しめる』という趣旨の話をされます。

月5万も有れば余裕で楽しく暮らせると。だからこそリスクをとったチャレンジができ、その経験が大量に溜まっていく事で優秀なビジネスパーソンになります。

これも起点となるのはミニマムでも生活できるというディフェンスの部分です。

勝利のための戦い方は『負けない事』

ノムさんこと野村克也監督は、とにかく一点も取られなければ負けない。として、キャッチャーをとても重要な役割として育成されていました。

戦略論の古典である孫氏の兵法も基本の考え方は『勝つかどうかは相手次第、負けない方法は自分次第』的な思想です。

つまりどうやれば勝つかを考えるのではなく、どうやれば負けないかを考える事が重要であると説いているわけです。

勝利は『相手が勝つ事を考えて焦って動いたスキ』によってもたらされる的なイメージです。

ここでもディフェンスが先なのです。

WEBマーケティングでも同じ

僕らの専門領域であるWEBマーケティングでも優秀な人は同じ概念で動きます。

例えばランディングページを作る時『どうすれば売れるか』ではなく、『読者が離脱する場所を改善する』という考え方で最適化していくのがセオリーです。

素人ほど売れるための言葉やデザインばかりに目が向きますが、いくらオフェンスを試行錯誤しても、読者が離脱する穴のようなものがあれば、無意味です。

エサをいくら魅力的にしても、網自体がスカスカのザル状態だったら、入った魚はみんな逃げていくからです。

勝ち方ではなく負けない為の方法を重ねていく

こう考えると成功を得る方法はパターンがあります。

成功を得ることを考えるのではなく、失敗可能性がある場所を潰していく事で成功にたどり着く。

成功する方法を実行するのではなく、失敗しない為の施策を積み重ねた人が成功する。

そう考えると座学で学んでいるだけで実行が足りない人が勝てるわけがないのは明らかですね。

シンプルな法則ですが、これを理解できるかどうかが運命の分かれ道だと思います。

本書の中でも特に知っておいてもらいたい部分だったので、ぜひ迷った時の意思決定材料として有効活用していただけると幸いです。

そんではまた明日!^_^