事前準備をしっかりと

自社サービス用のLPの制作をしていて改めて思ったこと。

初めてフリーランスとして仕事をする時に多いのが、事前準備が不足しているパターンだと思う。

特に本業と関係のない分野について独学で学んで、実案件に挑戦してみる時は注意が必要。

初めてなので仕方がない部分はあるが、工数が見積もれていないが故に「自分の手間」と「相手の要望」をすり合わせずに仕事がスタートしてしまう事が多い。(僕も初めてウェブ制作の案件を受けたときは同じような経験がある。)

これで起こるのはだいたい2パターン。

一つ目は、お客さんの要望が増えたり、思っても見なかった作業が増えて、無限労働担ってしまうケース。単価は同じなので、作業時間が2倍になれば時給が1/2になる。3倍になれば1/3に。
そうやって気づいてみれば、時給換算したら最低賃金レベルじゃねーか!となってしまう。

2つ目は相手の要望に答えられず、トラブルになるケース。自分は「ココまでが仕事」と思っているラインを大きく越えて、お客さんが期待してしまった場合、このトラブルになる。
仕事をもらうために都合の良いセールストークばかりやってたりすると、相手の期待値が上がりすぎて「言ってたことと違うやんけ」となってしまう。

どちらの場合も、事前の見積もりで解決できる

きちんと仕事をするところなら、請求書の項目は細かく別れて書かれている。
項目をわけられているということは、工程が明確だということでもある。

事前に工数をしっかりと見積もっていれば、時給換算して割に合わない仕事は、事前に断る事もできる。

段取り8割、仕事2割という大工さんのコトバがある通り、事前に中身をクリアにしておくことは、サービス提供側もクライアント側も納得の行く気持ちの良い仕事をするために最も重要な要素の一つだろう。