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俺と「新選組」①

さて、ゴールデンウィークの最終日、読者の皆さま、いかがお過ごしでしょうか。自分の場合は、5月6日は有休取ったので、3日から8日までの連休しようにしました。2日は代わりに出たしいいでしょ、仕事なんてしてられ 間違い、休めるときに休まないと!という事で、日帰りと1泊の遠出の組み合わせで、割と充実していたのではないかと思います。

で、タイトルですね、5月4日に日野市にある「土方歳三資料館」に行ってきまして、そのネタを書こうと思いましたが、折角なんで、自分と新選組との関わり合いも書いた方がドラマチックになるだろう(なってほしいな)と思ったわけです。例によって長くなるので、2つに分けて書きたいと思います。

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出会いのきっかけと言えば、もう、国民的歴史小説家の司馬遼太郎がきっかけである。「燃えよ剣」、最近岡田准一主演の映画の原作、高校時代の頃である。

思春期(別名、思い込み激しい期、おバカ度マックス度期)の自分にとっては土方歳三の生き様がもう格好良く写った。

「男の一生というものは」「美しさを作るためのものだ、自分の。そう信じている」

なんてセリフにやられた読者は相当多いのではないだろうか、自分もその一人である。なので、大学に進学し、サークル活動で演劇をはじめ、幕末物の芝居で土方歳三を演じることになった時は、それはもう天にも昇る気持ちだったのはよく覚えている。

しかし、大学を卒業し、最初の会社に勤務した時から、新選組に対する気持ちが少しずつ薄れてきたことが有った。社会人になって、学生時代とのギャップと、職場環境に馴染めず、心が荒んでいったことや、幕末にある特有のイデオロギーになにか、思想運動じみた匂いを感じ始めたからである。

「攘夷だなんだって言ったって、天下取りたいんでしょ」

とそういう斜めに見るようになったのである。

「天下取りたい」だったら戦国時代のほうが良くね?とも思っていたなぁ~。

なので、新選組からも自然と距離を置くようになった・・・・この認識が覆るのは30代の半ばになってからである。そのきっかけについては・・

次回に。



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