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俺と新選組 ②

30代半ば、新選組への認識がまた変わったきっかけは何か。

それは漫画である。

週刊少年ジャンプに連載されていた「銀魂」という作品である。とあるきっかけで、銀魂の主人公坂田銀時のコスプレをする羽目になり、この作品最初は「大ッ嫌い」(しかも読まず嫌い)だったんだけど、まあ、やるからにはしっかり読むかと覚悟を決めて読んだ。

で、読んでみると面白い。特に真選組のキャラが史実の人物をしっかりオマージュしたキャラ設定だし、特に土方十四郎なんかは、「燃えよ剣」のオマージュとかも入っていたりして、「こういう捉え方もあるんだ!」と目から鱗が落ちる思いだった。・・・そういえば、学生時代にやった幕末ものの舞台も銀魂みたいなノリだったわ・・なーんて思ったりして(笑)

そこからは、斜めに見ていた視線も自分の中で「それはそれ」みたいな扱いになり、純粋に、一歴史好きとして、サブカル作品も含めて、新選組と向かい合うことになったのである。

で、長い前置きなったが、今回の土方歳三資料館、実は行くのは2回目である。この資料館は土方家個人が運営している資料館なので、日野市の後援は受けていないと館長が語っておられた。

コロナ騒動もあって休館が続いていたようだが、今回は公開に踏み切ったという事で足を運んだんである。

あと、足を運んだ理由としては、個人で運営するのに気力、体力ともに限界になっていて、10月末をもって一旦休館することになったのも大きかった。足を運んだ方は分かっていると思うが、愛刀の「和泉守兼定」を始め、土方歳三の人となりが分かる資料が数々展示されている。

これを散逸するのは(個人的な見解だけど)大いなる損失だと思う。

だったら、今までのお礼もかねて出来るだけ通ってお金を落とすのが土方家へのお礼になるだろう・・・とも思ったのである。

今回は刀剣乱舞とのコラボで、和泉守兼定のパネルも設置してあって土方歳三資料館の気合を感じたかな。あと感想としては、

「行って良かったな。また10月末の閉館前に足を運ぼう」

である。

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