(音楽+創作イントロ物語) Kalevala (epic folk metal) という凄すぎるエピッカーを見つけた

ので、書かずにはいられなくなった(;´・ω・)

フォークヴァイキングメタルの最高峰かと思うぐらい、インスト曲(Vo無し)なのに、ここまで聴かせる曲展開に感動(´;ω;`)ウゥゥ
シンフォニックな味付けから静寂パートに至るまで、素晴らしい曲構成。

では、この勇壮な音楽に乗せて、創作イントロ物語を書いていく。


とある大国で、王は、男に命令した。次に攻める国では、お前が全軍を指揮せよと。男は、その王の命令を聞き入れ、翌日の任命式に挑む。全軍20万の総指揮官になったその男の名は、ガルシア。20万の兵士の前で、王の前で演説が始まる。

 ガルシア「次の戦で、我が国の運命は決まる。迎え撃つ相手は100万の大軍だ。だが怯むことはない。我々には、大地の神の加護がついている。勇んで前進せよ!かつての栄光を、取り戻すのだ!!!」

 ガルシアとホフマンは古くからの親友だ。王の元で親衛隊に入り、部隊長まで一緒に上り詰めた。ガルシアは、その手腕を王に買われ、総指揮官となった今もホフマンと家族ぐるみの付き合いをしている。今度の戦でも、2人は共に戦に出る事となる。

 ガルシアの配下の2人の指揮官イマヌエル、ゼカリア、ホフマンに指示を出す。海を渡り、敵国の領土に入るガルシア軍20万。対するは、敵国100万の軍勢が敵国城の前に隊列を組み立ちはだかる。ガルシアは自軍を4部隊に分け、イヌマエル、ゼカリアには夜に奇襲攻撃をさせる作戦を立てる。

 ガルシアはホフマンと共に、最前列から突破していく。次々に倒れる仲間達。ホフマンは、倒れる寸前にガルシアにお守りを渡して息絶える。多勢に無勢。ガルシアの軍は徐々に戦力をそぎ落とされていく。ガルシアは何度も矢を浴びたが、決して倒れなかった。そして、いよいよ夕暮れになり奇襲作戦が始まる。

 イヌマエル、ゼカリアは敵城の背後に回り込み、火の矢を大量に敵城内に向けて放つ。暗くなった夜空を埋める大量の火の矢。敵城内は炎の海と化すが、ガルシアは敵城門一歩手前で、敵陣の槍に倒れる。イヌマエル、ゼカリア敵城内に一気に雪崩れ込み、敵将軍の首を取る。息絶える瞬間、ガルシアは、敵城内の一番高い所にわが軍の軍旗が上がる所を目撃し、大地の神に祈りながら息絶えた。その手には、ホフマンから託された大地の神のお守りが握られていた。

 戦後、イヌマエルとゼカリアは王に、ガルシアの戦死を伝え、ガルシアは国を救った英雄と称され、彼の石像には大地の神のお守りが記された。



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