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お風呂のせっけんが小さい理由

お風呂でせっけんが小さくなった時、「出たら、戸棚から出しておこう」と思うのですが、どうにもそれが覚えていられません。
お風呂場から出ると、きれいさっぱり忘れてしまうのです。
妻に話したら、彼女も「ホントにそう」だと。
おかげで、お風呂場のせっけんは無くなるまで(=本当に困るまで)補充されません。

おそらく、お風呂場と生活空間があまりにハッキリとわかれているからなのでしょう。
出た瞬間に、世界が変わる感じです。
「たぶん、水に流してしまうんだろうね、お風呂場だけに」と笑っています 😊


ともあれ、これはけっこう世の中的にも共感が得られる現象ではないでしょうか。
『お風呂場で考えたことを覚えていられない』問題です。
お風呂場で考えごとをされる方も多いと思いますが、メモがとりにくいのが難ですよね。
中には、iPhoneやiPadをジップロックに入れて持ち込まれる方もいますが、それはそれでちょっとハードルが高い・・・

そう言えば、アルキメデスが浮力の法則に気がつき、「エウレカ(見つけたぞ)!」と叫んだのもお風呂場でした。
アルキメデスは浴槽から飛び出し、裸のまま街を駆け抜けて、その発見を共有しようとしたそうですが、それはダメですね 😊


ちなみに、わたしは『忘れる』こと自体は、いい現象だと思っています。
いろんなことを『水に流す』ことができれば、気持ちを穏やかにできるので。
お風呂の効能は、実は『忘れる』ことなのかもしれません。

というわけで、昨夜もわが家のお風呂のせっけんは小さかった・・・ 😊

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