見出し画像

カラオケ仲間で、「身内限定アニクラ」を主催しよう!

はじめに

どうもケーすり(@K_sr)です。
オタクの皆さんも、パリピの皆さんも、カラオケ仲間というのは存在するでしょうか。10人以上の大人数で定期的にカラオケに行くよって人に、今回は新たな楽しみ方「DJパーティー」を紹介しようと思います。
かくいう自分も、大学時代からのカラオケ仲間がおりまして(男オタクのみ)、学生のころは年2~3回ほど大人数徹夜カラオケが開催されていました。
社会人になって各々の生活が変わったため、今では年末のみの開催になってしまいましたが、関係は続いてました。そんな中で少し新しい風を吹かせようと一部メンバーで考案したのがこのDJパーティーというわけです。

「身内限定アニクラ」とあるように、DJパーティーとは、DJを持ち回りで担当して、自分たちだけのクラブを作ることです。
アニクラなどクラブで楽しんだことがあるならば、身内限定のクラブがどれほど楽しいかは想像に難くないかと思います。大声を出して歌ってもいいし、眩しいペンライトを振り回してもいいし、お面を被って踊り狂って、その様子を動画撮影してもいいわけです。

というわけで今回は、この前身内限定クラブの主催をしたので、そのノウハウを共有したいと思います。私共がオタクグループのため、基本オタク向けで書きますが、パリピの皆さんでも応用できると思うので、是非読んでいってください。

用意するもの

  • 騒げる部屋

  • DJコントローラー

  • ノートPC

  • USBケーブル

  • スピーカー

  • ヘッドホン

  • マイク、マイクスタンド(任意)

  • オーディオケーブル

  • HDMIケーブル、プロジェクター(任意)

  • 延長コード、タップ

  • アルコール、ソフトドリンク

  • クーラーバッグ、クーラーボックス

  • フード、おつまみ

  • タンバリンなど、音の出るおもちゃ

  • サイリウム、ミラーボールなど、光るおもちゃ

以下、1点ずつ詳細を書いていきます。

騒げる部屋

まず、10~20人が騒げる場所を確保するのが結構難しいかもしれません。防音(楽器演奏可)かつ、飲酒可食事可の物件はそこそこレアかもしれません。管理人常駐だと気まずくて騒げないかもしれません。(バー付きの貸し切りスペースみたいなのもありました)
今回自分はカシカシで探しましたが、インスタベースなど複数のレンタルスペース検索サイトと合わせてカラオケ店やパセラなどの広い部屋も候補にしてもいいかもしれませんね。

今回利用したのはここ。ベスタ下落合bf102。地下で防音になっていて、飲酒可食事可管理人不在、キャパは30人程度と書いてましたが使ってみた感じ15人以上だと狭いと思います。謳い文句に「騒げ」と書いていたので遠慮なく騒がせてもらいました!
十分に楽しめたので、こうした身内クラブをやるにはちょうどいいスペースだと思います。

DJコントローラー

DJをやるので是非ともDJコントローラーを用意しましょう。無しでもできるかもしれませんが、クラブにしては味気なくなっちゃいますし、曲選び・パーティーのモチベーションにもなるので、皆で共同で出資してDJコントローラーを1台買っておくといいと思います。DJ機材というとクラブとかに置いてある10万越えの高いやつを想像されるかもしれませんが、アレは単独で動作する代物でして、PCで動作させるコントローラーとしてのDJ機材だと4万くらいでそこそこのものが手にはいりますので、1人1000円ずつくらい機材費を徴収して、3~4年で償却していくと意外とあっさりいくと思います。(保管してもらう人に半額くらい負担させるといいです)

https://www.pioneerdj.com/ja-jp/product/controller/ddj-flx4/black/overview/

今回使ったのはこれ、DDJ-FLX4というやつで、初心者向けとしてよく紹介されているのでこれにしました。軽くて取り回しもいいですし、フェーダー周りにも不満は特になかったですね。

ノートPC

上で紹介したDJコントローラーはPCが無いと動作しませんので、仲間の中でノートPCを持っている人に持参してもらう必要があります。
PCに無料のDJソフトをインストールしてもらいましょう。今回自分が使ったのはSerato DJ Liteというやつで、楽曲は各々USBに入れて持参しました。

カラオケと違って、音源を用意しなければいけないのがポイントです。ただ、不特定多数を呼ぶ会ではないので、少し著作権にはルーズにしても大丈夫です。(コッショリ:Craving ExplorerなどでYouTubeから落として置くとか)
皆が家のPCにSerato DJ Liteを入れて、USB上でセットリストを作成すると、曲の内部データや設定したHOTCUE(再生点)を全て保存できるので、当日初めてDJコントローラーに触れても問題なく再生できるかと思います。
また、後述しますがPPTなどで作成したスライドショーを再生する場合は、1台でもできますが、2台ノートPCがあると便利です。

USBケーブル

DJコントローラーとPCの間にはUSBケーブルが必要です。大体はDJコントローラーについてるので心配しなくていいかもですけど、USBType-CとType-Aの違いには注意してください、DDJ-FLX4にはType-Cが接続できますが、Type-CとType-Aのケーブルは同梱されていなかったと思いますので用意する必要があります。(データ通信があるので、充電用ケーブルではだめですよ!)
MacBookとかになるとType-C同士のケーブルで通信できますけど、Type-CだとUSBメモリが刺さらないことも多いのでこれまた注意です。必要なものではないですが、PCを持ってきた友人がマウスを忘れて操作にイライラしていたので、周辺機器も必要なものはしっかり持参しましょう。

スピーカー

スピーカーは、音響設備が整っているスペースなら問題ありませんが、音響機器のない部屋なら持参する必要があります。カラオケ屋とかでも、音響設備の配線を客がいじれない(客用のAUX入力がない、など)なら持参したほうがいいです。
今回のベスタ下落合ではBluetooth接続の小さなスピーカーしかなかったので、モニタースピーカーを持参しました。今回の機材費諸々で少しカンパしてもらってモニタースピーカーを購入し家においてます。こんなの参考にしなくていいとは思いますが一応型番は載せておきます。

https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/269502/

自分はモニタースピーカーが欲しかったのでこれにしましたが、リスニングスピーカーでもいいですし、周りに欲しがっている人がいたら機材費から軽くカンパして買ってもらって、DJ会に持参してもらうのがいいでしょう。ウーハー付きで取り回しができそうなものがベスト。あまりにでかいのは持参できないですしねえ。

ヘッドホン

ヘッドホンはDJには欠かせないマストアイテムです。詳しくは後述の動画を見てもらうとして、DJは曲を出しながら次の曲の頭出しをヘッドホンで調整します。そのためにヘッドホンが無いといけないのです。誰か何かしら持ってると思うので、身内でいいヘッドホン持ってる奴に頼めばいいと思います。

マイク、マイクスタンド

マイクは任意ですが、あるとそれっぽくなります。マイクパフォーマンスで会場を盛り上げたい、コールを要求してみんなで叫びたい、そんな人はぜひ用意してみてください。自分はSM58を持っていたので、それを接続しました。マイクはDJコントローラーに接続します。USB接続のマイクだとつながらないので注意です。ま、でもハウリングが起きたりするし、15人規模なら肉声でもいいかも。あとマイクスタンドも要ります注意。

オーディオケーブル

オーディオ機器に接続するにはケーブルが必要です。ここは少し知識が必要なところですが、普段我々がイヤホンなどで目にするのは3.5mmジャックで、DDJ-FLX4ではヘッドホン接続がこのサイズです。
マイク接続は6.3mmジャックです。自分はXLRから6.3mmジャックに変更するケーブルを買いました。
マスターアウトプットは赤白ケーブルでおなじみのRCAです。RCAからスピーカーのAUX INに接続するケーブルがDDJ-FLX4には同梱されていた(と思う)のでそれを使いました。
これは買ったDJコントローラーにも依るので、一度接続テストは前日までに必ず済ませましょうね。

つなぐとこんな感じ

プロジェクター、HDMIケーブル

プロジェクターがある部屋だったりすると、それを使って曲に合わせたスライドショー・動画を出してみんなで盛り上がることができます。
ベスタ下落合にはプロジェクターが置いてあったので、自分も一枚絵のスライドショーと一部動画を埋め込んで流しました。
今回は1台のPCからHDMIケーブルでディスプレイ拡張してスライドを映しましたが、本当はスライドを映す用のPCがあったほうがよさげだと思います。(2台ないと、適切なタイミングで動画を流すのが難しい)
プロジェクターとスクリーンを持っている猛者がいれば、持ってきてもらってもいいかもしれませんね。

プロジェクター使うとこんな感じ

延長コード、タップ

PCやスピーカーをつなぐので、電源の確保は至上命題です。ステージを置きたいところにコンセントがない可能性も大いにあるので、長めの延長タップは必ず用意しておきましょう。客席側にも携帯の充電用に電源は必要ですし、あって困ることはないでしょう。

アルコール、ソフトドリンク

これは当日準備すればいいですが、近くのコンビニやスーパーでアルコール類やソフトドリンクを仕入れましょう。
レンタルスペースは汚すと罰金なので、吐くやつが出ないように飲み物の量は考えましょうね。ソフトドリンクでしっかりチェイサーを入れてもらうこと、飲みすぎたあとに激しいダンスをしないこと、大事です。
後半戦は疲れてくるのでエナドリブーストをしてもいいかもしれない。

クーラーバッグ、クーラーボックス

冷蔵庫のあるスペースならいらないですが、そんな都合のいい場所は無いと思いますので、お酒を冷やしておくのにクーラーバッグと保冷剤くらいあると良いかと思いますね。

フード、おつまみ

お酒ある所におつまみあり。何か食べながら楽しめるとなおよしだと思います。長丁場になるなら、ピザや寿司、オードブルなど食事があってもいいでしょう。ただ、今回は盛り上がりすぎてそれどころではありませんでした。今回は昼の14時~22時の開催でしたが、始まる前にしっかり食べてきてもらう方がいいかもですね。

タンバリンなど、音の出るおもちゃ

タンバリンなどがあるとまた一つ盛り上がりに花を添えてくれますよ。安いの1つ買ってみるのはいかがでしょう?

サイリウム、ミラーボールなど、光るおもちゃ

これ大事です!ライトを落として会場がカラフルに光っていると一気にそれっぽくなってテンションが上がります
オタクならキンブレをいっぱい持っている奴が一人ぐらい身内にいると思うので、ぜひたくさん持ってきてもらってみんなで振りましょう。光る棒の他にWattsのミラーボールなんかおすすめです!いい感じになります。

当日のスケジュール

今回自分が取ったスケジュールを共有しておきます。開演は会場を抑えた時間から2時間後がおすすめです。

部屋の利用時間になったら

部屋の利用時間になったら入場して、部屋の様子を撮影しておきます。帰るときには原状復帰をする必要があるので、元々どうなっていたか分かるようにしておくことをお勧めします。
そうしてから場所のセッティングをしましょう。数人先に集まってもらって、椅子や机の配置を考えましょう。必要なのはDJのスペース、機材机、オーディエンスのスペースです。
オタク的なおすすめは、DJスペースの前にダンスができる場所を用意しておき、その後ろにオーディエンスの椅子を用意することです。オーディエンスの椅子の近くに、食べ物と飲み物の机を用意するといいんじゃないでしょうか。

机と椅子の配置が終わったら

机を置いたら、コンセントから延長タップで電源を引き、スピーカー、PC、DJコントローラーを繋いで、とにかく音が出る状態にします。
このとき、手が空いてる人には飲み物や食べ物の買い出しに行ってもらいましょう。手伝ってくれる人に、飲み物、食べ物、ゴミ袋の配置など予め役割を決めておくと気を利かせてくれることも多いのでおすすめです。
音が出たら音量の調節をして、マイクをハウリングしないように配置して、プロジェクターの場所を決めて投影テストして、ミラーボールなどを配置して一通り準備します。ここまでで45分くらいでできたら上出来なんじゃないでしょうか。

音が鳴るようになったら

次の45分で最終リハをするといいと思います。DJコンに触れてない人にDJコンの操作を教えて、音を出せるようにしてあげる、USBをPCに差して曲が表示されるかテストする時間にしましょう。なので、DJやる人は開演の1時間前には来てもらうのがおすすめ。
オーディエンスは開演30分前に来てもらって、このタイミングで費用を徴収しておくといいと思います。曲が流れている間にお金のことは考えたくないですしね。

開演したら

乾杯したり開会のあいさつをするなどして、あとは好きなように楽しみましょう。DJのタイムテーブルは決めておいてどこかに書き出しておいたらいいんじゃないでしょうか。

終わったら

レンタルスペースの場合は、終わったら片づけと清掃をしましょう。部屋の借りている時間の60分前には演目を終了するようにしましょうね。出した荷物の片づけとゴミの整理・持ち帰り、机・床の清掃、原状復帰とやることは多いです。あとの退室方法はスペースの説明に則ってくださいね。

DJのやり方

DJコントローラーの操作

まず、DJコントローラーの操作方法については、私も素人なので何ともいえませんが、こちらのDJ KOOの動画を見れば最低限楽しめる知識がつくと思うのでおすすめです。

やることは、フェードイン・フェードアウト、クロスフェーダーの操作ができればカラオケの代わりとしては大概務まりますので、気負わずに積極的にDJに名乗りだして欲しいところです。
DJコントローラーを保管する人は是非練習して伝えられるようにしておいて欲しいです。

楽曲の調整

身内カラオケの代わりとしてDJパーティーをするなら、仲間内の定番曲は抑えておきたいですし、複数人でDJをやるなら被ることもありえるので、流す曲を調整しておくことをおすすめします。
自分たちでやったときは、みんなで定番曲リストを作成し、私が全員分のセットリストをチェックしました。
被りは外してもらって、やってない定番曲を私が担当しました。これをやっておくと、会がもっと楽しくなるので是非誰か調整役を買って出てください。

さいごに

こんな人は是非身内限定DJパーティーをやってみませんか!

  • 定期的に大人数カラオケをやる人

  • カラオケで歌うよりコールがやりたかった人

  • カラオケルームよりもっとはっちゃけて踊ったりしたかった人

  • アニクラに行ったことがあるけど大声で歌いたかった人

  • アニクラでまぶしいキンブレを振り回したりしたかった人

  • DJに憧れていた人

  • 友達に聴かせたい曲がある人

  • 楽曲で友達を盛り上げたい人

  • マイクパフォーマンスで友達にコールを要求したい人

めちゃくちゃ楽しかったので、是非皆さんやってみてください!

DJ会楽しいよ!

追記!第二回開催しました!

2024/6/14 第2回開催しました!
今回の会場はここ!

今回は音響・映像設備のあるところを取ってみたので、ケーブル・マイクは用意しなくてよくなりました!
また、冷蔵庫も完備されていたので、ドリンクの心配もいらなくなるなど、かなり用意が良く満足だったのですが、どうやら8月でレンタルスペースの運用は終わっちゃうみたいで、オススメ!ってデカい声で言えなくなっています。
是非それまでに開催する予定のある人は候補に入れてみてください!

ここから先は

0字

¥ 100

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

✌('ω')✌