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時系列

発端の日から、手帳に書いていたものを上げますね。

8/31
夫はん、首の辺りが腫れている。痛みはなし。違和感は月初からあったみたい。とりあえず耳鼻科に行ったら、大きい病院を紹介され、その足で、中央病院に行く。嫌な予感満載。来週結果を聞きに行きます。

9/7
pio(私)、夫はんとともに中央病院へ。
2人で病院なんて、K(長男)の産院以来かな?

前院からの血液検査を元にエコー・内視鏡。内視鏡中に上咽頭部に腫瘍らしき物があるとの事で、リンパの組織とともに、この腫瘍らしき物と、念のため扁桃腺も病理に回されることに。

処置室と待合室の往復で、少々お疲れの様子でした。

結果は2週間後と言われるも、「早よ知りたい」と懇願。大人しく待てよって(笑)?

もうこの時点で、夫はんの脳裏には「悪性の○○」という予感があったそうな。この1ヶ月の体調と体重の変化は「ガン」と確信めいたものがあったみたいで。

何度かの処置室と待合室の往復の最後に「病理検査はさておいて、
「ぶっちゃけ、Dr.のこれまでの経験則からどうですか?一個人としてお答え下さい。コレ、悪性デショ」
と石川祐希張りのスパイクサーブをかます夫はん。

この時点での回答って、下手にしてしまうと問題無いのか~と心配しましたけど、Dr.は淡々と。。
「鼻の腫瘍らしき物からのリンパの可能性が高い」という事と、「そうであればステージはⅢまたはⅣかも」と。

その瞬間は、心臓が鷲掴みされたような感覚でした。pioはもう無です。とりあえず。
夫はんは足が震えて、手を触ると冷た~くなってました。でも、「何か自分の事ではない感じがする」と。

まだ確定ではない、と平静を装うのに必死なのに、「冷静やなぁ」って言うか!といろんな感情が渦巻きながら帰路につくpioと夫はんでした。

夫はんといえば、通常運転に戻ったような感じで近くのスーパーでお買い物して帰りました。

9/8
確定ではないにしろ、いろんな事を考えなくてはならんのです。仕事の事、治療の事、オカネの事、子どもたちの事、これからの事。

「事」って何度も書くと、コレ「こと」って字?とワケわかんなくなります。ゲシュタルトの崩壊ね。

9/9
いつもは定時になると起きて夜勤の支度をする夫はんです。職場の夜勤担当者この人だけなんで、責任感だけで今日も出社。休んでいいんやで。でも今日はなかなか起きて来ないな。

ちょっと寝室覗いて見ますか。。

まだ寝てました。目に見えない心理的ストレスよね。

9/10
夫はんの頼み
朝イチに夫はんの携帯にDr.から電話。リンパの組織の病理検査結果が出たと。「悪性」

pioの出社と夫はんの帰宅が丁度一緒で、玄関先でのやり取りになりました。2階ではアッキー(長女)が起きてきて朝御飯中。聞こえたかな?

「鼻の方の病理結果は週明け月曜に病院で報告があるから覚悟はしといてな」って。そんなサラッというの?でも、心の中までは分かりません。きっと夫はんも動揺してるよね。

「これだけはお願いしたいんだけど。。」 とあらたまったりするんで、ドキドキしました。

「今日の釣りには行かせて下さい!」

いや。。。体調がいいのならば どうぞどうぞです。釣りのお仲間が運転してくれるみたいですね。琵琶湖かな?

今日思ったことは、これから始まるであろう最初の治療が一段落したらpioも釣りをしてみよう。一緒に行きますよ。教えてくださいよ。個人的には食べられるお魚さんがいいけどね。


素晴らしく見にくいですね。このような事は初めてですのでご容赦ください。自己満足記録ですのでね。。


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